2022年7月14日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2022』でこの日のvs.福岡ソフトバンクホークス戦で見事なピッチングで3勝目を飾ったオリックスバファローズの山崎福也について元横浜の高木豊と元ヤクルトの五十嵐亮太がタレントの稲村亜美と共に語っています。
山崎のヒーローインタビューの一部
山崎 序盤は自分らしいテンポでいい投球が出来ていたんですけど、最後のホームランがやっぱり反省点なので、しっかりそこは修正して投げていきます。チームもまだまだ順位は低いんですけど、いいところにいるので、これからの試合にチーム全員で頑張ってやっていきます。これからが熱い試合が待っていると思うので、ファンの皆さん、応援をお願いします。
山崎を語る
今季3勝6敗 防御率2.91(7/14の試合終了時点)
テンポよく好投!
稲村 力強いヒーローインタビューでした。五十嵐さん、この試合のポイントはどこしょうか?
五十嵐 山崎投手のピッチングですね。もう投球に見入っちゃいました。
高木 うんうん。
五十嵐 本人も言ってましたけどテンポが良かったです。そして決め球でフォークを上手く使えてたんですよ。それでカウント球にはチェンジアップとカーブ。特にカーブは90キロ台で、これをポイントポイントで上手く見せながら、速い真っ直ぐですよね。
高木 なるほど。
五十嵐 両コーナーにしっかり速い真っ直ぐ投げつつも緩急も上手く使っているので、初回にいきなり周東にヒットを打たれたんですけど、投球がハマっていればノーヒットノーランくらいやるんじゃないかっていうほどのピッチングでした。本当に良かったです。
高木 よくピッチャーはどんな球種でも同じ腕の振りをしなきゃいけないと言うじゃないですか。
五十嵐 はい。
高木 山崎には何か腕にも緩急がありますよね。
五十嵐 チェンジアップかスローカーブのときに腕の振りがちょっと緩むんですけど、それでもバッターからはあれくらいのフォームの変化では判断しにくいと思いますね。
高木 なるほどね。
五十嵐 それくらい上手い投球技術でした。
高木 特に決めるときには腕がよく振れてますよね。
五十嵐 そうですね。バッターの相性じゃないですけど、その展開の流れを見ながら「ここは振るぞ」「ここは緩めていいぞ」っていうところの使い分けが非常に上手かったので、そういったところではソフトバンク打線にとってはテンポもいいし、緩急の使い方も上手かったので、なかなか難しかったと思いますね。
以上です。