2022年7月17日にNHK総合で放送された『サンデースポーツ』で落合博満が監督就任要請が来たらどうするかを語っています。

 

アナ 落合さんは監督就任を要請されたらどうしますか、という事ですが、どうでしょうか?

 

落合 話は聞きます。話を聞かずに無下に断るのも失礼に当たるんで。話は聞きます。その話次第ですね。

 

アナ 監督時代を拝見してますと、心身ともに厳しい戦いを強いられてらっしゃったなと思うんですが、大変失礼ですが、その辺(健康面)で不安とかはないですか?

 

落合 やるからには優勝を目指して、それなりのシナリオを組んで、行動に移してというのが監督の仕事なんで。まあ、やる気になったらそれなりの準備はしますけどね。

 

アナ なるほど。気になる発言です。ちなみに西の方の野球ファンから、「落合さんにチームを強くしてほしい」、あるいは「常勝チームを作るにはどうしたらいいんだろうか」という質問があったんですけど、その点についてはいかがでしょうか?

 

落合 常勝チームを作るんだったら、やっぱり練習量でしょ。

 

アナ 練習量。

 

落合 はい。それで練習量とそして監督がどういう野球をやりたいか。要するに監督に就任をするということは、ある程度の結果を求められて就任するわけですから、戦力がどれだけなくても「優勝するんだ」っていう事を声高らかに打ち上げてね。

 

アナ はい。

 

落合 やっぱり選手をその気にさせないと選手は動かないですよ。

 

アナ うーん。

 

落合 だから監督は何を考えてるんだっていうような発言は絶対にタブーなんです。

 

アナ なるほど。

 

落合 えぇ。ちょっとでも不安があるような素振りを見せたら、選手は監督はどういう態度で野球をやるのかなっていうのをつぶさに見てますから。

 

アナ はい。

 

落合 監督が選手を見ている以上に、選手は監督の行動を注意しながら、見聞きしてるんで、そこは注意しながらやらないと、軸がブレちゃうと選手はその気にならないんでね。だから、その年の優勝が決まるまでは「優勝するんだ」っていう気構えでやらないと。それが2年3年と続いてくれば必ず実を結ぶようにはなってくると思いますけどね。

 

 

以上です。

年齢もあるし健康面で不安に見えますね。
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