2022年8月27日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2022』でこの日のvs.横浜DeNAベイスターズ戦で1試合3本のホームランを打った東京ヤクルトスワローズのキブレハンについて、そして5打数5安打1ホームランと三冠王へ驀進中の村上宗隆について元近鉄の阿波野秀幸と元横浜の斎藤明雄がフリーアナウンサーの梅田淳と共に語っています。
キブレハンのヒーローインタビューの一部
―来日第1号について
キブ やっと1本が出て安心しました。追い込まれていたので三振しないようにしました。良い角度で上がってくれました。
―1試合3ホームランについて
キブ アマチュア、プロ含めて人生で3本は初めてなので一生忘れられないです。
キブレハンを語る
2打席目 左中間ホームラン(石田)
3打席目 レフト前ヒット(ガゼルマン)
4打席目 デッドボール(中川)
5打席目 レフトホームラン(宮國)
6打席目 ライトホームラン(坂本)
来日初HRから一気に3発!
アナ ヤクルトはDeNAとの首位攻防戦 第2ラウンドを大勝です。明雄さん、キブレハンは何という選手なんでしょうか(笑)
斎藤 分からない。
アナ 恐ろしい。
斎藤 はい。まだ10試合程度なんですがね。左ピッチャーにはちょっと強い感じはするんですよね。それで右ピッチャーにはどうなのかなという感じがあったんですけど、今日は右ピッチャーからも左ピッチャーから打ってね。2本目の宮國から打ったホームランはスライダーに泳がされたけど、しっかりとヘッドが残って。
アナ うんうん。
斎藤 そして3本目は左の坂本からは逆方向に狙ってたかのように打ちましたからね。DeNAからすると明日も心配になるようなバッティング内容でしたね。
アナ 阿波野さんならキブレハンをどう攻めますか?
阿波野 まず遠い低いアウトローになると思うですけど、外国人は体格が大きいので内角には窮屈になるんですけど、1試合に3本打たれるとなかなか近めにはいきにくいですよね。明日にはこれといった解決策はまだないんじゃないですか。
アナ そうですよね。
2打席目 敬遠(2-0から申告敬遠)
3打席目 ライト前ヒット(3-1)
4打席目 ライト前ヒット(2-1)
5打席目 ライト前ヒット(1-1)
6打席目 右中間ホームラン(0-1)
5打数5安打 キング独走の48号!
アナ そしてもうひとつ。主役の村上ですよ、明雄さん。
斎藤 5打数5安打1四球で4打点でしょ。やはりピッチャーがバッティングカウントにしてますよね。1打席目は1ストライク1ボールからストライクを取りに来たところを打ってるという感じですよね。
アナ はい。
斎藤 だから村上が見逃してストライクを取れるところはどこかと、早くバッテリーは察知しないとダメです。
アナ うんうん。
斎藤 抑えるには外の出し入れなのか、もしくは村上を眠らせるためにインサイド攻め。全部インサイド攻めをするとかね。そういう攻めをしていかないと、今の状態だとノーヒットに抑えるのが難しいのかなという感じがしますね。
アナ なるほど。
斎藤 それでもっと足元を動かすような、膝元への投球も必要かなと思います。
アナ 阿波野さん、三冠王を目指す村上ですが「あとは打率だけがな・・・」というところでしたが、全然そんなことはないですね(笑)
阿波野 今日はね(笑) もう敬遠するのもリーグのためにもならないので、勝負はしてほしいんですけど。
アナ はい。
阿波野 まずインコースの高めをホームランにした試合がありましたよね。あれを見たらバッテリーにとっては行きづらくなるんですよね。
アナ なるほどね。明雄さん、やはり一筋縄ではいかないバッターであると。
斎藤 いかないですね。松井秀喜というバッターがいたんですけど、それに匹敵する恐ろしいバッターが出てきたなという感じに見えますよね。
以上です。