2022年9月30日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2022』でこの日のvs.千葉ロッテマリーンズ戦で引退となったオリックスバファローズの能見篤史について元近鉄の阿波野秀幸とヤクルトで監督をしていた真中満がフリーアナウンサーの関田日向と共に語っています。
高校時代にかなわなかった甲子園球場のマウンドで初めて立った時の景色、鮮明に覚えています。16年間、いろいろな指導者、先輩方、後輩たちに支えられ、そしてファンの声援の中でプレーできたこと、僕に力を与えてくれたこと、野球選手として成長させていただいたこと、本当に感謝でいっぱいです。ありがとうございます。
そしておとん、おかん、野球という素晴らしい出会いをさせてくれてありがとう。そして家族。苦しい時、いつもそばにいてくれて、励ましもあり、中には落ち込んでいる姿を見過ぎて、あまりにも苦しくなって尻をたたいていただいたこと本当に感謝しています。苦労もいっぱいかけました。こうして今シーズンをもって現役を終われること、本当に感謝します。ありがとう。
最後になりますが、中嶋監督と2年間、野球選手ができて一つも悔いはありません。やりきりました。そしてファンの皆さま、18年間いろいろ支えていただき、たくさんの声援をいただき、本当に僕は幸せでした。今シーズン、まだ先はありますが、選手兼コーチとしてサポートし、全力を尽くして今シーズン頑張りたいと思います。本当に皆さま、18年間ですけど、応援のほどありがとうございました。
能見を語る
鳥取城北高―大阪ガス―阪神―オリックス
アナ 能見選手の引退セレモニーでした。
真中 彼がタイガース時代によく対戦もしたピッチャーなんですけどね。
アナ はい。
真中 コントロールが良くて、投げっぷりが良くてというピッチャーですよね。通算成績を見てもらえば分かりますよね。阿波野さんは能見投手をどう見てましたか?
阿波野 僕は彼のデビューから解説する機会があったんですけど、スライダーが本当に良くてね。そしてスラッとしてて、今でも体型がルーキー時代から同じですよね。
真中 それってスゴいですよね(笑)
阿波野 はい。自分の体型を維持しているというのはしっかりと節制して、野球に取り組んでいたというのがありますし、あとシーズンオフに野球教室を一緒にしたことがあるんですけど、野球に対してけっこう熱くてね。クールな感じしますけど、喋りとかは熱くて野球が好きな人なんだなと感じていましたね。
真中 はい。
阿波野 今日も素晴らしいボールを投げてましたね。
真中 最後までね。能見選手、お疲れ様でした。
以上です。