2019年4月28日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース』でこの日のvs.阪神タイガース戦で4回表の中日ドラゴンズのキャッチャー加藤匠馬のプレー、そして5回表の京田陽太の暴走について元近鉄西武の金村義明、元日ハムの岩本勉、元中日の立浪和義が解説しています。
もくじ
場面
加藤の悪送球
4回表 中日の守り
2アウトランナー1-3塁で1塁ランナーが盗塁した時にキャッチャー加藤が投げることを迷ったのか、ボールを三遊間を真っ二つに抜くような悪送球をしてしまう。
京田の暴走
5回裏 中日の攻撃
2アウトの場面で三遊間の当たりをショートがギリギリキャッチ。この時の2塁ランナー京田は抜けると考えたのか迷うことなく3塁を蹴りホームへ突入するもショートがすぐにホームに送球し余裕のタッチアウト。
加藤の悪送球について
岩本 立浪さん、攻守でスゴく目立つミスがありましたよね。
立浪 まずキャッチャーの加藤ですよね。これは恐らく2塁に投げるつもりはなかったんですけども、たまたまボールの握りが悪かったのか、手からボールを放してしまったというプレーですけど。
岩本 これレフト前ぐらいの勢いですからね。
立浪 これは何とも解説しようがないですよね。
岩本 はい。これは自分が投げたいところに野手がいなかったんですかね?
立浪 いや、これは2塁に投げるフリをして3塁ランナーが出ていたらそちらに投げようとしていたと思うんですよね。
岩本 なるほど。
京田の暴走について
立浪 そしてこのプレーは2アウトですから、もちろん隙あらばホームまで行くのは分かるんですけど。
岩本 はい。
立浪 これはサードコーチャーを見てもらえれば分かるんですけど、多分サードコーチャーが「ショートが捕ってるから止まれ止まれ」っていう、何となしにジェスチャーをしているんですけど、やっぱり身を呈して両手でね。
岩本 なるほど。
立浪 止めてあげれば止まっていたかなと。
岩本 うーん。
立浪 もう完全に抜けたと思って一目散に3塁を回ってますからね。こういったミスも非常に今日は痛かったですね。
岩本 なるほど。金村さん、この攻守のミスについてはどういう感想を持たれていますか?
金村 うーん。今、立浪さんがおっしゃった通りですよね。
岩本 はい。
金村 これ以上は何もないですね。
岩本 加藤のプレーなんですけど、ボールのスローイングで予期せぬボールのへばり付きとかあるんですかね?
金村 あるんでしょうねぇ。ステップしてセカンドに投げようとしてピックオフで前に出てくるのか、それがいないんでやめようと思ったのか・・・。まあどうも何も言いようがないですね。
岩本 はい。あのボールが転々と転がっている間の両チームのベンチの様子の違いもスゴいですよね(笑)
金村 そうですよねぇ。中日のベンチはみんなビックリした顔になってましたよね(笑)
岩本 まあ失敗は成功のもと!
以上です。