2022年10月1日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2022』でこの日のvs.横浜DeNAベイスターズ戦に敗れて、5年ぶりのBクラスとなった読売ジャイアンツについて、そしてリリーフ登板で圧巻投球を見せた大勢について元中日の谷沢健一と元ヤクルトの五十嵐亮太がタレントの井森美幸と共に語っています。
井森 DeNAに敗れた巨人は5年ぶりのBクラスとなりました。
2018年(高橋)→3位
2019年(原)→→1位
2020年(原)→→1位
2021年(原)→→3位
2022年(原)→→4位
井森 谷沢さん、いかがです?
谷沢 CS進出へ懸けてましたけどね。そして原監督としては初めてCSにも行けなかった。今年のジャイアンツを見ると、打つ方で繋がりを欠いてる。得点力がもうひとつなかったですね。
井森 うーん。
谷沢 それから赤星とか山崎とかの若いピッチャーが出てきたけども、まだ安心して見れない。見切り発車のような先発が多かったですよね。
井森 えぇ。
谷沢 まあ、来年は若い投手たちも今年の経験を活かしてくれると思うけどね。
井森 なるほど。五十嵐さんはどんな風に見てましたか?
五十嵐 何か噛み合わないですよね。今シーズンを象徴するような試合内容だったかなと思いますね。
井森 はい。ここぞという場面で1本が出ないシーンがありましたよね。
五十嵐 戸郷投手がいいピッチングをしている中で打線の援護がないというね。やっぱりチームの雰囲気もこうなってくると良くないので、何かがキッカケになって、いい雰囲気を持たせて勝ちに繋げるという、キーになる選手が今年はあまり出てこなかったような気がしますね。
井森 ただ、そんな中で8回裏のノーアウト満塁の大ピンチで登板した大勢投手ですよね。
五十嵐 見事な3三振でしたよ(笑)
井森 スタジオでも谷沢さんと五十嵐さんのお二方が「おぉ!」と唸るような声も出てましたけども。
谷沢 今年の大勢の好調さを象徴しているピッチングですよ。
井森 これは新人王も見えてきますよね。
谷沢 他にいますか?
井森 そういう会話になりますよね(笑) 本当に大勢投手がいなかったら、どうなっていたんだろうというね。
五十嵐 でもノーアウト満塁で登板して、3三振で切り抜けたら、大体は点が入るんですよ。それで入らないのはやっぱり苦しいですよね。
井森 うーん。
五十嵐 乗り切れないというところがね。
井森 やはり今年のジャイアンツを象徴するような。
五十嵐 それに近いような感じはしましたね。
以上です。