2018年10月15日に関西テレビで放送された「報道ランナー」で阪神タイガースの監督に就任した矢野燿大について江本孟紀が関西テレビアナウンサーの坂元龍斗と共に語っています。

 



アナ 江本さん、今日就任について決着したんですが、いかがですか?

 

江本 まあ、いかにも目出度いかのように言ってますけど、チームは最下位なんだから。

 

アナ それを忘れちゃいけない。

 

江本 最下位だから監督が代わったんだからね。だから、これから監督になるというのは大変ですよ。

 

アナ 変わったからといって全てが上手くいくというわけではないですよね。

 

江本 そう。これから大変。最下位のチームをどうやって立て直すかね。

 

アナ はい。では、改めてどういった動きがあったのかを確かめていきたいです。

 

【阪神 監督交代の経過】

10日(水) 金本監督 球団社長に辞任を申し入れ

11日(木) 金本監督今季限りの退任を発表 後任に矢野

12日(金) 矢野2軍監督に次期監督の就任要請

13日(土) 矢野2軍監督が球団社長と1時間半の会談

今日(月) 矢野2軍監督の新監督就任を発表

 

 

アナ まず10日に金本監督が辞任を申し入れました。事実上の解任なんていう新聞報道もありましたけど。ファンの方はまだあと1年やってほしいという方もいれば、最下位なんでしょうがないという方もいらっしゃんたんですけど、江本さんはこの金本監督の退任についてはどうご覧になってますか?

 

江本 まあ、そんなファンの声を聞く必要なんてないです。

 

アナ ないですか(苦笑)

 

江本 当たり前です。だって最下位になったらクビになるというのはプロ野球の世界では当たり前なんですよ。

 

アナ あぁ。

 

江本 だから、感傷的な部分があると思いますが、でも勝負の世界は厳しい。順位を争っているから。

 

アナ 金本監督で来年優勝するかもしれないじゃないですか。

 

江本 そんなことを言ったら俺でも出来る。

 

アナ ハハハ(笑)

 

江本 だから、これはしょうがないですね。

 

アナ それでそういった中、矢野2軍監督に次期監督の就任要請がいったんですけど、矢野さんとしてはそこまで考える時間がなかったんですかね。もう1日2日ぐらいで決めましたけど。

 

江本 まあ、色んな人に相談するというのは当然ですけど、ただ早くしないとね、選手からすると最下位で何とか立ち上がろうとするときに、やっぱり監督も決まって、組閣も決まって、さあ秋季練習をこれからやらないといけなくなるわけですから。

 

アナ はい。

 

江本 そういう意味ではあんまり時間がなかったですよね。

 

 

アナ はい。矢野新監督なんですが、実は金本さんと同志と言ってもいいぐらいの間柄なんですね。同い年で名門の東北福祉大学の出身で、矢野さんは中日から阪神で金本さんは広島から阪神ということもあって。それで江本さん、金本さんが2016年に監督に就任したときに矢野さんにコーチを要請して就任しているんですよ。

 

江本 はい。

 

アナ ですから、本当にお互いの野球観を知り尽くしている仲という感じなんですかね。

 

江本 うん。まあ、仲間ですからね。一緒に首脳陣として監督・コーチをやってみたんですけどね。でも、これは途中で成績が上がらなければコーチが代わるみたいなことも当然出てきますからね。

 

アナ うーん。そこで要請を受けた矢野さんも金本さんが辞めてて自分は2軍監督をやっているんで、監督を受けていいかという悩みもあったんですかね?

 

江本 そりゃあ、やっぱり人間性というかね(笑) そういう気持ちがあったと思うんですけど。

 

アナ うーん。

 

江本 だけど、この世界はね、監督をやりたいという願望がみんなあるから、やっぱりここでやってみたいということでね。もう踏ん切りを付けてやると思いますよ。

 

アナ その要請を受けて断ってしまったら次にいつチャンスが来るか分かりませんしね。

 

江本 うん。

 

ここからチーム再建のキーポイント

 

今季の阪神の成績

セ・リーグ6位 62勝79敗2分

防御率4.03 (2位)HR85 (最下位)
打率.253 (5位)得点577 (5位)

 

アナ チーム成績はセ・リーグ最下位。防御率は4.03ですけど2位。そして打率を見ると打てなかった。やっぱり低迷した打線のテコ入れが大事になってきますよね。

 

江本 そうですね。特にホームランが少ない。これはチームが盛り上がらないんですよ。

 

アナ うーん。これはどうしたらいいですか?

 

江本 だから、ロサリオを入れてホームランを打ってチーム力が上がるだろうと。投手陣は悪くないしね。そういう考えで私はシーズン前に優勝候補にあげたんですよ。

 

アナ ハハ(笑)

 

江本 最下位ですよ。どうする?

 

 

アナ 何で予想は外れちゃったんですか?

 

江本 これは広島が強かったというのもありますけど、タイガースの投打のバランスが崩れた。これを引っ張っていってまとめ上げていこうとするとこうなるんです。一つ間違うと最下位に。

 

アナ これを踏まえた上で、江本さんが矢野監督にアドバイスを送るとしたらズバリ。

 

江本 これはもうホームランバッターですよ。ホームランバッターをもう1回作るしかない。

 

アナ 作る。連れて来る。

 

江本 うん。それからね、それは運、不運もありますけど、まずはピッチャーですね。阪神にはいいピッチャーがいますよ。

 

アナ はい。

 

江本 例えば才木だとか球の速いピッチャーがチームにはいますから。

 

アナ うん。

 

江本 5、6勝しているピッチャーが多いんですけど、これを10勝以上させないといけない。例えばもうちょっとフォームを直すとかね。才木のフォームなんかだと投げた後に横に倒れていたりするんでダメなんです。

 

アナ はい。

 

江本 こういうのを直したりして、ピッチャーを育てればすぐにチームは立ち直りますよ。

 

アナ 矢野新監督になって江本さん入閣みたいな話はあるんですか?

 

江本 まあ、やってやってもいいんだけどね。

 

アナ ハハハ(笑)

 

江本 阪神は見る目がないから。やってもいんだけど、いずれにしろ来年の阪神は期待できます。

 

アナ なるほど。

 

江本 なぜか。今年が6位ですから。

 

アナ はい。

 

江本 5位になったら『よくやったぞ』となりますから。

 

アナ ハードルは低いですからね。

 

江本 低い。

 

 

以上です。

エモヤン節が炸裂しまくっていますけど、OBが割と好感触なんで矢野にとっては安心かもしれません。

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