2018年5月に読売テレビで放送された「関西情報ネットten.」で元阪神タイガースの赤星憲広が1億円プレーヤーになった時の話を読売テレビのアナウンサーの中谷しのぶとお笑い芸人の石田靖と元シンクロ選手の奥野史子とフリーキャスターの辛坊治郎と共に語っています。
【モニターに下記のように表示される】
推定年俸ランキング(日本人選手のみ)
1位 ソフトバンク 柳田悠岐 5.5億円
2位 オリックス 金子千尋 5億円
3位 ジャイアンツ 菅野智之 4.5億円
日本人の1億円プレーヤーは70人以上!
(2018年5月時点)
アナ 球界のお金事情なんですが、まず年俸について伺ってまいります。スゴい額が並んでいますね。1億円プレーヤーは70人以上。
赤星 増えましたよね。
石田 70人!?
アナ 夢がありますよねぇ。
辛抱 何でこんなに日本が上がってきたんですかね?
赤星 どうですかねぇ。やっぱり基準が昔に比べて高くなってしまっている部分があると思うので。だから、1億円プレーヤーというのが僕らの時代では夢だったじゃないですか。今はちょっと1億円プレーヤーが夢じゃないと思うんですよね。2億円プレーヤーとか。
アナ あー。
石田 昔やったら、それこそ落合さんが三冠王を獲って、やっと1億円とかですもんね。
赤星 そうです。あの時、落合さんしか1億円プレーヤーがいなかったですからね。
アナ それがこちら!
【モニターに下記のように表示される】
2003年のリーグ優勝のオフに赤星さんは契約更改で1億円に!
3700万円から1億円になるのはどんな感じ?
1億円まるまるもらえる?
毎月、どれぐらい振り込まれる?
赤星 僕は3年目の契約更改で1億円に。
辛抱 うわ、3年目で1億なんだ。
石田 スゴい。
赤星 はい。実際のところ、3700万円から1億円になったんですが、ここでちょっと色々あったんですよ。
アナ 3700万円から1億円に。どんな感じでしたか?
赤星 もう素直に僕は1億円で交渉しようと思って契約交渉に行ったんです。
石田 うん。
赤星 そしたら、出してくれた額が相当嬉しくて「はい、(判子を)押します!」って押そうと思ったんですけど、実は提示が9000万円だったんですね。
アナ ほぉー。
辛抱 どういうこと?
赤星 僕は1億円貰いたくて行ったわけですよ。1回目の交渉でね。でも、提示が9000万円だったんです。
石田 それでどうしたんですか? さあ、こっからですやん。
赤星 それはもう・・・ここからは僕の話術ですよ。
一同 (笑)
石田 1000万円プラスってなかなかですよ。
赤星 なかなか出来ないですよね。だけど、その当時は色んな資料を持って行って、最終的に「分かった」と。それで1億円になりました。
石田 資料というのは向こうが知らない事とか?
赤星 『色々こんなに貢献したんだよ』とか。まあ、自分で言うのもアレですけど。
奥野 自分で交渉したんですか?
赤星 はい。
奥野 今って交渉する人はいるんですか?
赤星 今は代理人交渉とかは増えてきたんですけど、当時はあまり認めてくれる事ではなかったんですね。1年に1回、こういう方たちとお話をできる機会でもあったので。
奥野 うん。
赤星 だけど、相手は交渉のプロなわけですから選手が頑張ったところで無理なんですよね。だから、話術を持った人間が契約交渉を勝ち取ると。
一同 なるほど。
アナ ちなみに1億円まるまる?
赤星 貰えるわけないじゃないですか。税金がありますから。
アナ あー。なるほど。
赤星 だから、1億円と言っても貰える額は6000万円ぐらい。
石田 半分ちょっとか・・・。
アナ ということは、毎月どれぐらい振り込まれるんですか?
赤星 6000万円の12分割。
石田 500万円。
辛抱 月給制なんだ。
赤星 毎月12分割で頂いているんですね。
アナ へぇ~。スゴい額ですね。
石田 どう使うんですか?なんぼ使っても余りますやん。
赤星 僕はどちらかと言うと、社会人出身でもあったので使うというよりも、通帳を見て楽しむ側です。
一同 爆笑
アナ イヤらしいなあ。
石田 「やったあ」っていう。
赤星 それは契約金の時もそうでしたけどね。
石田 あぁぁ。
以上です。
赤星が通帳を眺めてニヤニヤしているのは想像つきますね。ケチとかじゃなくて堅実そうな感じがします。