2018年6月20日にBS1で放送された「ワールドスポーツMLB」でオリックスやアナハイムエンゼルスで活躍した長谷川滋利が現地からの大谷翔平情報を伝えてくれます。メジャーで活躍した小宮山悟とフリーアナウンサーの平原沖恵と共に語っています。6月版。

 



アナ 現地アナハイムには長谷川滋利さんがいます。長谷川さん。

 

長谷川 はい。どうも。本日も私のスポーツ施設からお送りします。よろしくお願いします。

 

アナ よろしくお願いします。長谷川さん、大谷選手についてなんですが回復具合など球団関係者はどんなことを話しているんでしょうか?

 

長谷川 そうですね。基本的には毎週木曜日にドクターに診てもらっているみたいなんですけど、やっぱり2-3週間後にちゃんとした結果が出て、そこからみんなで話し合ってというところなんで、まだどうのこうのというのではないですね。

 

アナ ソーシア監督とも話をしたんですか?

 

長谷川 そうですね。ソーシア監督も今は楽観的に2-3週間後の結果待ちということでしたね。

 

小宮山 エンゼルスは大谷が肘を痛めた原因というのを特定できているんですかね?

 

長谷川 基本的には特定できてないんですけど、ナギー投手コーチが面白い事を言っていたのは、大谷投手に限らず小宮山さんもご存知の通り、今スプリット・フォークを投げるピッチャーって(サイン交換をしている時など)常にスプリットの握りで持っているんですよね。そこから真っ直ぐに握り直したりするんですけども。このスプリットの握りの状態でずっといるのがあんまり良くないんじゃないかっていう事を言っていましたね。

 

アナ うーん。

 

長谷川 というのは、皆さんもやってもらったら分かると思うんですけど、ボールを挟んでいる状態でいるとちょっと肘に何と言うか、微妙に力が入っているんですよね。

 

小宮山 うん。

 

長谷川 その状態をずっと続けていると肘にはあんまり良くないんじゃないのかと。それをスプリットを投げる人はみんなやっていますので、癖の問題なんですけど、肘を守るためだったら普段は真っ直ぐの握りなどをした方がいいんじゃないかと言っていましたね。

 

小宮山 もう起きてしまったことは仕方ないので、じゃあ再発防止にはどうしたらいいのかエンゼルスサイドはどう考えているんですかね。

 

長谷川 そうですね。基本的にはスライダーが一番肘に悪いということなんですね。昔はフォークボールとかシュートが悪いんじゃないかと言っていたんですけども、そうではなくスライダーなので、それで肘を悪くしないようにするためには、例えばカットボール。真っ直ぐだと体の内向きに腕が曲がる。それに対してスライダーだと逆の動きをするので凄く肘に負担が掛かるんですよね。(※ここの長谷川の話っぷりだとスライダーの時の方が肘に負担が掛かると言いたいようです)

 

アナ うーん。

 

 

長谷川 なので、負担が掛からないようにするためにはカッターだとボールの右半分を持って滑らせて投げるので、どちらかと言うと真っ直ぐと同じように投げるのであまり肘をひねらなくていいと。あるいは同じスライダーの投げ方でもいいので、ちょっと腕の振りを緩めるとかして、とにかく肘に負担が掛からないようにすればいいんじゃないかというのを私も思いますし、恐らくコーチやトレーナーもそう考えていると思うんですよね。

 

アナ はい。小宮山さんもスライダーを得意にしていましたよね。

 

小宮山 それほどでもないですけどね(笑) スライダーに関して言うと大谷なんかは球が速いピッチャーなので、そのスライダーを有効に使いたいとは思うんでしょうけど、どうしてもメジャーの球は滑るので。

 

アナ はい。

 

小宮山 滑るボールをいかにグリップさせて投げるかという事ですよ。(4/17日のレッドソックス戦の投球の映像を見ながら)この抜けた時のボールを見てもらえれば分かると思うんでうんですけど、グリップ出来ずに抜けてしまっているんですね。実際に打ち取るためにはアウトコース低めにしっかりとコントロールしないといけないとなったら、相当下に向けてグリップしなきゃいけないという気持ちが働くと思うんですよ。

 

アナ はい。

 

小宮山 それで言うと、滑るボールをかなりコントロールを気にして投げるようだと、前腕部分の筋肉がかなりキツく張るんですよね。そういう事も考えると、ボールに馴染むには相当大変なんだと思うんですよ。

 

アナ うーん。長谷川さんの場合はいかがでしたか?

 

長谷川 そうですね。僕の場合は最初のキャンプでスライダーがあまり曲がらないという事でちょっとスピードを落としたんですね。

 

アナ うんうん。

 

長谷川 なので、その結果として肘に負担が掛からなくて僕は一度も肘を痛めたことがないんです。まあ、そういうふうになったので確かに小宮山さんが言われた通りメカニック的な事もありますのでそれを直すのもいいですし、或いはそれが直らないようであれば少し腕の振りを落とすと。やっぱり、今までトミージョン手術とか肘を痛めた選手というのはハードスライダーを投げるピッチャーが多かったので、そこを変な言い方ですけど、ソフトスライダーじゃないですけど、ちょっと緩めて投げると肘に負担が掛からないんじゃないかというので、そういう事を提案しますけどね。

 

アナ 分かりました。この怪我を期に大谷選手がより成長して帰って来てもらいたいですよね。長谷川さん、ありがとうございました。

 

長谷川 はい。ありがとうございました。どうも。

 

5月の長谷川の情報

4月の長谷川の情報

 

以上です。

スライダーが肘を痛めつけているというのは初耳ですね。挟んで投げるほうが痛めつけてそうですけど。

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