2022年10月9日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2022』でパ・リーグ クライマックスシリーズ ファーストステージ 福岡ソフトバンクホークスvs埼玉西武ライオンズ 第2戦で敗れて、退任することになった西武の辻発彦について元日ハムの岩本勉、元巨人の斎藤雅樹、広島で監督をしていた達川光男がフジテレビアナウンサーの海老原優香と共に語っています。

 

西武・辻発彦監督の成績
2017年 79勝61敗3分→2位
2018年 88勝53敗2分→優勝
2019年 80勝62敗1分→優勝
2020年 58勝58敗4分→3位
2021年 55勝70敗18分→6位
2022年 72勝68敗3分→3位
6年間 432勝372敗31分

 

アナ 達川さん、辻監督が残した功績についてはいかがでしょうか。

 

達川 私ごときが辻発彦監督を語るのは恐縮するんですが、プロ野球ニュースに出演させてもらっているということでね。選手時代には日本シリーズで2回対決しましたし、中日ドラゴンズでは2年間一緒にコーチをやりました。

 

岩本 はい。

 

達川 たまたまロッカーが隣同士だったので野球の話を随分しましたし、彼にとっては選手で日本一、コーチでも落合博満監督の下で日本一になり、自分も監督になって優勝を2回したにも関わらず、最後のところで日本一になれなかったのは相当悔いが残ってるんじゃないですか。

 

岩本 うーん。

 

達川 それともう一つ余談ですが、アライバを落合監督が徹底的に鍛えるぞということで、辻監督は北谷で2時間半ずっと全く休まずに2人にノックしてましたね。

 

岩本 はい。

 

達川 そういうところで二遊間が大事というので、源田の名前を挙げてましたけど、これは源田が辻野球の申し子であると。源田は野球選手冥利に尽きるんじゃないですか。

 

岩本 そうですね。

 

達川 そして最後に辻監督について一言を言うと、めちゃくちゃ負けず嫌いです。これだけは間違いないです。

 

岩本 なるほど。雅樹さん、辻監督は山川をしっかりとした4番に仕上げた、作り上げて打つ方でも素晴らしい功績を残してると思うんですよね。

 

斎藤 2018年、2019年は打ち勝って優勝しましたよね。

 

岩本 そうでした。

 

斎藤 それから段々と打撃が落ちてきて、そして今年はピッチャーを良くしていったと思いますね。

 

岩本 打のチームのイメージがあったんですけど、ピッチャーを一層鍛えるべく、そういう起用や育成を重んじられていましたよね。

 

斎藤 そうですね。

 

岩本 素晴らしい功績を残されたと思います。

 

アナ 6年間お疲れ様でした。

 

 

以上です。

名将です。
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