20191020日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』で日本シリーズ2019 福岡ソフトバンクホークスvs.読売ジャイアンツの第2戦の9回表の巨人の走塁ミスについて元南海阪神の江本孟紀、元ヤクルト広島の笘篠賢治、元日ハムの岩本勉がフジテレビアナウンサーの杉原千尋と共に語っています。

 

状況
9回表 巨人は6点ビハインドで1アウト満塁、バッター岡本というチャンス。岡本はセンターのフェンス際に大飛球を放ち、それをセンターが捕れそうでしたがグラブに当てて打球が落ちる。3塁ランナーの重信は普通にタッチアップしホームインし、岡本は悠々2塁に到達。しかし、2塁ランナーの亀井が三本間に挟まれていて1塁ランナーだった丸は慌てて2塁に戻ろうとすると、岡本も急いで1塁に戻ろうとしてその岡本がタッチアウトとなる。結果的に1点が入り2アウト2-3塁という状況になった。

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岩本 岡本のヒットの時に巨人の走塁がバタバタっとしました。笘篠さん、あの走塁について説明をしていただきたいんですけども。

 

笘篠 6点差という状況だったので、まず無謀な走塁はできないというのがランナー側にはありますよね。

 

岩本 はい。

 

笘篠 1アウト満塁でバッター岡本のセンターへの大飛球ですよね。フェンス際ということで、1塁・2塁・3塁ランナーはいずれもちゃんと様子を見てるんですよね。それで捕った時点で帰塁してタッチアップと考えていたと思うんです。ただ、ここでセンター柳田が落としたのが見えたとなった時に、3塁ランナーの重信は無条件でタッチアップしますよね。

 

(続けて)

 

笘篠 そして2塁ランナーの亀井はホームに帰ったら点になるはずなんですけど、守ってる野手からしたら点差を考えたら2塁ランナーはホームに行ってるだろうという感覚でホームまで繋いでないんですよ。

 

岩本 はい。

 

笘篠 ですから、あの場面で亀井が多少スタートが遅れたとしても3塁ランナーコーチの元木コーチが回してたのかな、というのもちょっと僕の中では疑問点もあるんですよね。

 

岩本 うーん。

 

笘篠 ある程度、無謀気味に回したとしても守備側は絶対にホームに繋ぎませんから。

 

岩本 はい。ズバリこの走塁でランダンプレーとなりアウトになってしまいましたが、上手くジャイアンツの描いた通りにランナーが残っていると、9回は分からないぐらいの展開でしたよね。

 

笘篠 ここで2アウト目を取られたというのが実は効いてるんですよね。

 

江本 だけどこれがややこしいのはセンターの柳田が捕ってればなんてことない事なんですよ()

 

一同 ()

 

岩本 そもそも()

 

江本 ちょっと捕球のタイミングがズレたような気がするけどね() どうなんやろ() もちろんあの打球は難しいと思うけどね。

 

 

以上です。

変な感じの走塁でした。
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