2023年4月13日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2023』でこの日のvs.千葉ロッテマリーンズ戦で自身2年ぶり3度目となる完封勝利を飾った埼玉西武ライオンズの今井達也について元横浜の野村弘樹、広島で監督をしていた達川光男、横浜で監督をしていた大矢明彦がフリーアナウンサーの袴田彩会と共に語っています。
今井のヒーローインタビューの一部
今井 初回から変化球も真っ直ぐもバランス良く投げられて、そこが良かったんじゃないかなと思います。柘植さんを信じて、ミットを目掛けて投げていこうと思ってたので、柘植さんのリードのおかげだと思います。いけるところまで投げようと毎イニング思っているので、何とか完封できたのは嬉しいなと思います。
今井を語る
4/04 7回122球 被安打3 奪三振8 四死球5 無失点
4/12 9回138球 被安打2 奪三振11 四死球5 無失点
今季2勝0敗 開幕から絶好調!
アナ 惜しくもノーヒットノーランの大記録とはならなかったんですけど、今井投手は今シーズンパ・リーグ完封勝利の一番乗りとなりました。大矢さん、改めて今井投手のピッチングはいかがでしたか?
大矢 良かったのは打者に常に向かって行ったという。ストライク、ストライクと打者が常に押されてるというピッチングが出来たというところだと思いますね。
野村 確かにいいピッチャーだなと思ってたんですけど、私の感覚だと今年は強いピッチャーになったなと思うんですよね。
大矢 はい。
野村 キャッチャー目線で見てもそう感じますか?
大矢 そうですね。今までのイメージだと崩れると早いというのはありましたよね。
野村 時々そういう部分が出ましたよね。
大矢 今年はバランス良く、自分を抑えるとうのが出来てる。そんな内容で安定感があるよね。
野村 はい。それで9回に2点差でピンチになりましたよね。それでピッチングコーチと監督が話していました。大矢さん、監督だったらベンチでどういう心境なんですかね?
大矢 9回にマウンド上げちゃったら同点までは投げさせるだろうな。
野村 なるほど。お前に託すと。
大矢 そうそう。代えるんなら9回にマウンド上げずにスパッと代えるね。
野村 なるほど。達川さんは今日の今井のピッチングを振り返って、いかがですか?
達川 僕は背番号11番の今井しか知らないんですよ。それが48番に変わって、作新学院の今井が戻って来た感じですね。
野村 なるほど。
達川 何も怖がることもなく、自分を信じて投げるというね。何か11番の時はコントロールを気にしていたように見えたんですがね。
野村 はい。
達川 それと柘植のリードも良かったと思いますね。
以上です。
覚醒したかも。