2023年9月20日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2023』でこの日のvs.千葉ロッテマリーンズ戦で優勝を決めて3連覇を達成したオリックスバファローズの今期の戦いぶりについて元中日の井端弘和、元巨人の斎藤雅樹、ヤクルトで監督をしていた真中満がタレントの稲村亜美と共に語っています。

 

チーム成績(9/20時点)

79勝47敗4分 勝率.627 3連覇!
得点466(パ2位)
打率.249(パ1位)
本塁打99(パ1位)
失点374(パ1位)
防御率2.63(パ1位)

 

稲村 オリックスがリーグ3連覇を飾りました。雅樹さん、まずは投手MVPを一人挙げるとしたら、どの選手になるんでしょうか?

 

斎藤 やっぱり山本由伸でしょうね。

 

今季の山本の成績

21試合14勝6敗 防御率1.32 奪三振148

 

真中 そうですよね。

 

斎藤 まあ他のピッチャーも排出量が多いというか、スゴく力のあるピッチャーがいたというのもあります。でも山本由伸はキッチリと成績を残しますので他の投手もノビノビ出来るというかね。

 

真中 うんうん。

 

斎藤 本当に毎年ですから素晴らしいですよね。

 

稲村 井端さんもMVPは山本由伸投手なんですよね。

 

井端 もう当然ですよね。14勝を挙げている絶対的なエースですからね。

 

稲村 はい。

 

井端 やっぱり野手も山本投手が投げるときは『勝った』と思って試合に臨めたというところでは素晴らしい成績を出してくれたと思いますよね。

 

真中 安定感抜群ですもんね。必ずゲームは作ってくれるピッチャーなので監督も計算が出来ますよね。

 

 

稲村 そうですね。井端さん、その他にはどの投手が良かったと思われますか?

 

井端 宮城投手ですね。

 

今季の宮城の成績

21試合10勝4敗 防御率2.35

 

井端 やはり山本投手の次に10勝を挙げてますし、こういうピッチャーがいるから連敗も少なかったですし。やはりこういうピッチャーがまだまだいますので、特に宮城投手は裏のエースになったと思いますからね。

 

稲村 真中さんはどの選手ですか?

 

真中 僕は一人を挙げるとかではなくて中継ぎ陣ですね。層の厚さというか。今日は平野選手と阿部選手がベンチに入ってないんですよ。

 

稲村 はい。

 

真中 雅樹さん、見てください。これだけのピッチャーが代わりばんこで投げてるんですよ。

 

斎藤 ほとんどが1点台だもんね。

 

真中 この投手陣がチームを支えたなと思うんですよね。やっぱり強いですよ。

 

稲村 誰が出ても良いですもんね。

 

真中 井端さんはこの投手陣をどう見ますか?

 

井端 ほとんどが負けよりも勝ちが多いということは、試合がもつれた時も勝ちを拾えてるんだなと。大崩れしなかった要因かなと思いますね。

 

真中 年々、力を増していますよね。

 

 

稲村 パワーアップしてますよねぇ。では、続いて野手のMVPはどの選手ですか、井端さん。

 

井端 頓宮選手ですね。

 

今季の頓宮の成績

113試合 打率.307 本塁打16 打点49

 

井端 吉田選手が抜けて、誰かといったときに首位打者ですから。吉田選手の代わりまではいかないですけど、十分な働きをしてくれたというところで野手のMVPかなと思いますね。

 

真中 チームを引っ張りましたよね。

 

稲村 今年、花が咲いたという選手ですね。雅樹さんはいかがでしょうか?

 

斎藤 僕も頓宮選手ですね。井端さんが言われたように吉田選手が抜けて、どうなるんだというところだったんですけど、森選手が移籍してきましたけど、頓宮選手がチームを引っ張ったのは素晴らしいと思いますね。

 

真中 よく打ちましたもんね。

 

稲村 真中さんは野手ではどの選手でしょうか?

 

真中 僕は中川選手。

 

今季の中川の成績

126試合 打率.271 本塁打12 打点52

 

真中 言い方は失礼ですけど、ホームランを打ったりするわけではないんですけど、色んな打順をこなして、自分の役割をしっかりと果たすというところは中川選手の存在がオリックス打線に欠かせないと思いますね。陰のMVPと言ったら怒られるかもしれませんけど、陰のMVPですね。

 

 

以上です。

圧倒的優勝。

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