2018年5月27日のvs.巨人戦の阪神・金本監督の試合後のコメントです。試合は阪神・才木、巨人・野上の先発で始まる。才木は立ち上がりに先頭打者の坂本にいきなり2塁打を打たれて怪しい雲行きとなったが坂本がけん制死で事なきを終える。そこから才木は6回まで無失点に抑えるナイスピッチング。一方の阪神打線は2回裏に中谷が2ランを放ち先制する。その後に4回裏に大山がタイムリー2塁打、5回裏に糸井が犠牲フライ、7回裏に再度糸井が犠牲フライ、8回裏には山崎憲晴がタイムリーなどで更に追加点を重ねる。最終スコア9-1で阪神が勝利した。なお、最後の勝利の場面、1アウト満塁でレフトフライでしたが中谷が捕球した後にポロっとしてそれが3塁塁審の判定では完全捕球にならずに中谷はこぼした球をすぐに3塁に転送、そして3塁から2塁に転送し7-5-4の併殺で試合が終了した。スカイAとABCラジオの野球中継のレポートを参考に書いています。
【金本監督の勝利監督インタビュー】
アナ ちょっと不思議な結末でしたけど、巨人戦3連勝、そしてチームは5連勝ですね。
金本 そうですね。まあ、前回は甲子園で3つやられているんでお返しというか、3つ取れて本当に良かったです。
アナ 打って投げて褒めたい選手は一杯いると思うですけど、まず1番はどうでしょう。
金本 んーどうでしょう(笑) 今日は大山は3本打ったんですかね。まあ、今日はみんな若い選手もベテランもそれぞれがキチっと役割を果たしてくれて、みんなで勝ったという勝利ですね。
アナ その中で先発の才木投手。6回無失点。この投球はどうでしたでしょう。
金本 まあ、前回の反省を踏まえてキャッチャーと相談しながら色々とやったと思うんですけど、予想以上いジャイアンツ打線を抑えてくれまして、できればもう1イニングいきたかったんですけど、球威も落ちてきたんでね。そこは次回のお楽しみというところで。
アナ ベンチの様子を見ていますと、監督は6回終わった後に才木投手にニッコリ笑って声を掛けていらっしゃいましたが、どんなことをおっしゃったんですか?
金本 ちょっとバテたなあと言ったんですけど、「バテてません」と言うから嘘をつけと(笑)
アナ そして大山選手もよく打ちましたし、中谷選手の先制ホームランも見事でしたね。
金本 えぇ、先制パンチとしては2人でポンポンと2点を取れたんで、昨日の勢いをそのまま持ち込んでくれて良いホームランでした。
アナ あと、終盤には山崎、熊谷に初ヒットが出ましてこれも嬉しいですね。
金本 はい。6点差だったんでちょっと最後は勝ちパターンのピッチャーでいくべきところだったんですが、彼らのヒットで取った3点がモレノとか尾仲とかを考えていたので投手継投の面でスゴく楽になりました。
アナ さあ、貯金を持って交流戦に臨むというところなんですけど、監督の胸の内、意気込みをお願いします。
金本 去年は交流戦で貯金が2つだったんですかね。今年は去年を上回れるように4つ5つ貯金できるように頑張っていきます。
アナ 大いに期待しております。
金本 はい。ありがとうございます。
勝利監督インタビューは終了
【その後の金本監督のコメント】
―ロサリオのスタメン7番について
金本 気持ち的にも楽なところでということで7番起用だった。今後については相手のピッチャーを見ながら打順も考えていきたい。
―ソフトバンク、西武の順番で当たる交流戦について
金本 正直、厳しいのは厳しいわね。ただ、交流戦のポイントは打つことですよ。12球団最低打率でもあるんでね(苦笑) とにかく打ってソフトバンクなり西武なりに勝ち越していきたいよね。
―7回8回を投げた藤川球児について
金本 球児は全盛期を思い出したね。休養十分だったからね。
【香田投手コーチの試合後のコメント】
香田 才木本人が1番ホッとしていると思うよ。前回の登板の反省を踏まえてバッターに向かって行けていたし、緩急を使って投げていた。ストライク先行、空振りをも取れていた、四球もなかった。そういう意味でも前回の登板からかなり修正して粘ってくれたよな。数段良かったよ。(6回95球の降板は)いいところで代えてあげようと思っていた。スピードも落ちていたしね。
以上です。
最後は変な終わり方でしたけど5連勝で交流戦に行くのはいい流れですね。