2018年5月31日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs.西武戦で1ヵ月ぶりにファームから復帰登板で10失点をしてしまった広島カープの薮田和樹について元中日の谷沢、元横浜の高木豊、楽天で監督をしていたデーブ大久保が語っています。
【この日の薮田の投球内容】
4回100球、被安打8、奪三振3、四死球4、失点10
今季2勝1敗 防御率4.74 (5/31の試合終了時点)
谷沢 デーブさん、薮田は2017年に15勝3敗なんですよ。
大久保 凄かったですもんね。
谷沢 それで、1ヶ月ぶりにファームから上がってきて今日のピッチング。初回を見てください。初回はスゴくボールも伸びているしね。立ち上がりは非常にいいなと思ったんですけどね。初回先頭の秋山に対するストレートとか。
大久保 はい。強さが戻ったように見えますよね。
高木 でも、どっかにコントロールの不安を抱えながらのマウンドなんじゃないですかね。
谷沢 はいはい。
高木 だから、ちょっと弱気になった時には腕が振れなくなるというか。
谷沢 うーん。
高木 まあ、そういう状態なのかなと。なんか心の病なのかなと思いますけどね。
谷沢 デーブさん、バッター目線から見ていて薮田って2017年はこれだけ勝っているけども、テイクバックが浅いじゃない。
大久保 はい。
谷沢 それで、胸のマークを早く打者に見せるでしょ。そういう打者って慣れてくると・・・。
大久保 見やすいですよね。手を見せてくれていますからね。
谷沢 そうなの。勢いある時はいいけども。
大久保 そうですよね。まあ、それが却って間が取りにくかったてのがありましたけど、もう慣れてしまったのがあるかもしれない。
高木 キャッチャーの人がバッティングピッチャーをやってくれると打ちやすいよね。(※薮田の投球フォームのテイクバックはキャッチャーっぽいから言っているんだと思います)
大久保 打ちやすいですよね。
谷沢 そういう意味では少しフォームをいじるというか、いい方に変えていくことも必要かなと思いますよね。
以上です。
心の病なんでしょうかね。去年が出来すぎだったとしてもこれだけボコスコやられるのはしんどいですね。10失点は試合ぶち壊しですからチームにとっては雰囲気悪くします。この前の日が3点差からの逆転サヨナラでしたから余計にイラっとさせるものがあるかもしれません。