2018年6月3日にBS1で放送された「ワールドスポーツMLB」でこの日のvs.ボルティモアオリオールズ戦に先発した田中将大のピッチングをメジャーでも活躍した小宮山悟がフリーアナウンサーの上田まりえと共に分析しています。

 



【この日の田中の投球内容】

5回1/3、97球、被安打8、奪三振7、与四死球1、失点4

今季7勝2敗 防御率4.79 (6/3の試合終了時点)

 

【田中の試合後のコメント】

田中 また3本ホームランを打たれてしまったので反省すべき事が多い。オフェンスの部分で助けて頂いているので、おんぶにだっこでは投手としてはダメだと思うし、自分が抑えて勝てるように次の登板に向けてやっていきたいと思います。

 

 

アナ ヤンキースの田中投手が3連勝で今シーズン7勝目をあげています。反省する部分も多かったということでしたが解説の小宮山さん、田中投手はどうでしたか?

 

小宮山 はい。雨で試合開始が1時間44分遅れて、これだけ遅れた試合なのでけっこうキツかったと思うんですよ。その難しい状況なかでも勝てたので、それが全てだと思いますね。

 

アナ その難しい状況の中で勝利を手繰り寄せたポイントというのはどこにあるんでしょうか。

 

小宮山 今日のゲームでいうと、今までと違ってスライダーをかなり多めに投げていたので、そのスライダーが非常に良かったという印象なんですね。

 

アナ はい。

 

小宮山 序盤に打たれた時にスプリットが思うようにコントロール出来なくて挟む系の球種が雨の状況などもあって思うようにならなかったんですよ。それで捻る系のスライダーである程度、ストライクゾーンからボールになるようにしっかりとコントロールできたのが勝因だと思うので、それこそバッターが尽く引っ掛かるような空振りも取れていたし、ウイングショットでこのスライダーをかなり有効に使えていたと思います。

 

アナ はい。田中投手のスライダーの割合なんですが、これまでが37%でこの試合に関しては46%(97球中45球)と多くなっていますよね。

 

小宮山 はい。雨の中でちょっとボールが滑る状況なので挟んでコントロールするのはなかなか難しいと思うんですよ。であれば、しっかりとグリップできるように滑り止めを使いながら捻るボールで活路を見出すということで、かなりのパーセンテージが増えていますけど、本当にそのボールがしっかりとイメージ通りにコントロールが出来ていると思うので素晴らしいピッチングになったとは思います。

 

アナ はい。もう1つ素晴らしいのが田中投手はこの日の7奪三振でメジャー通算704奪三振を達成しました。ヤンキース史上24人目の快挙。

 

小宮山 こっちの方が驚きですよね。5シーズン目で到達したんですけど、長い長い歴史のあるそれこそ名門チームのピッチングスタッフの中でまだ24人しか成しえなかった事をしたという事で、凄いなあと思って驚いています。

 

アナ ただ、ご本人も試合後のコメントで仰っていたように1試合で3本もホームランを打たれて。

 

小宮山 打たれないにはこしたことはないんだけど、ソロホームラン3本なのでランナーを置いた状況で痛い目に遭っていないということを考えると及第点をあげていいんだろうと思うんですよ。

 

アナ はい。

 

小宮山 更に言うと、何度も言いますけど、試合開始が遅れ、尚且つ雨も降り、かなり厳しい状況でのピッチングなので、結果が全てということを考えれば勝てたわけですから、良かったと言っていいんじゃないでしょうか。

 

 

以上です。

雨で試合開始が遅れてコンディションも最悪の中での及第点ピッチングだったと思います。ただ、今日みたいな登板内容も多いのでビシビシ抑えまくる姿も見たいですね。

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