2018年6月12日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs.日ハム戦で2軍から1軍に復帰して即大活躍した阪神タイガースの高山俊について横浜で監督をしていた大矢明彦、元横浜の高木豊、元横浜の斉藤明雄がフリーアナウンサーの堤友香と共に語っています。

 

【この日の高山の打撃内容】

1打席目 ピッチャーゴロ

2打席目 ライト前ヒット

3打席目 ライトホームラン

4打席目 ショートフライ

5打席目 レフトファウルフライ

今季打率.191

 

【高山のヒーローインタビューの一部】

高山 (3ランについて)得点圏だったんで、もうここでやってやるっていう気持ちで。その前のリクエストみたいなのがファウルで良かったかなと思います。打てない時も2軍に落ちてもたくさんの温かい言葉を掛けてもらったんで、また明日から活躍することが恩返しだと思うので明日からも頑張っていきたいと思います。

 

 

アナ 阪神は雨の翌日は強いですね。8連勝ということになりました。

 

高木 本当にそうですね。この中で高山を2軍から上げてすぐに2番で起用したという。

 

アナ はい。

 

高木 大矢さん、阪神は貧打貧打と言われていて、打てないと言われていて。

 

大矢 はい。

 

高木 でも、高山が今日入る事によって非常に流れが良かったと思うんですけども。

 

大矢 そうですね。2016年新人王であれだけ頑張った人がずっとダメだったもんね。

 

高木 そうですね。

 

大矢 まあ、打者としての評価はかなりでしたしね。まあ、やっとそれらしい働きをしましたね。

 

高木 そうですね。大矢さんの2番像とはどういうものですか?

 

大矢 最近の2番は昔みたいに進めてとか、1番の下働きみたいなのがないですね。やっぱり時代が変わってる。

 

高木 はい。明雄さんは高山どうご覧になりました?

 

斎藤 まあ、今シーズン序盤のバッティングフォームと比べると、今日のホームランの打ち方が自分の軸の回転でしっかりとボールを呼び込めて打てているなと感じましたね。

 

 

高木 そうですね。

 

斎藤 ライトのギリギリのファウルを打ったフォークボールでも、シーズン当初ならもっと体が前に突っ込んでいて、空振りをしていた高山がいたと思うんですよ。

 

高木 あれもバットを返さないでフェアゾーンに入れようとしていましたからね。だから、高い技術があるんですよね。

 

斎藤 はい。ファームに落ちてからだいぶ練習してきたのかな。もともとミートは上手いバッターですからね。

 

高木 まあ、各チームの2番ですが、こうなっているんですけど。

 

セ・リーグのチーム別 2番打者の成績(6/12の試合終了時点)

チーム主な2番打率出塁率犠打本塁打
DeNA大和 ソト 神里.303.35466
ヤク青木.269.379134
広島菊池.257.30797
巨人吉川尚 田中俊.256.32573
中日京田 大島.253.28765
阪神植田 糸原 高山.246.34291

 

高木 大矢さん、やっぱりバントというよりも、足の速い選手を置くとかそういう事があっても、ソトが打ったりだとか、青木なんかはバントをやらせるのが勿体ないぐらいの選手ですよね。

 

大矢 うん。

 

高木 やっぱり2番像が変わってきてんのかなという。

 

大矢 そうですね。特に左バッターの2番が流行りですよね。

 

高木 そうですね。

 

大矢 まあ、右バッターの2番の方が1塁ランナーをアシストしやすくなるんだけど、左の2番は打ってチャンスを広げようという、そういう考え方に変わってきていますね。

 

高木 そうですね。まあ、時代の流れというか、最強説とかも言われていますけどね。

 

大矢 もう俺たちも頭を変えないとダメだね。

 

高木 もちろんそうですね。高山が2番に入る事によって貧打が良くなるように祈っております。

 

 

以上です。

2番高山がハマれば打線もマシになりそうな阪神ですが、続くかどうかが大きな問題です。打ったのが斎藤佑樹なんでそこも参考になるかどうかですね。

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