2018年6月28日BS1で放送された「ワールドスポーツMLB」でこの日のコロラドロッキーズ戦で7回無失点の好投をし、1500奪三振を達成したサンフランシスコジャイアンツのバムガーナーについてメジャーで活躍した高橋尚成がフリーアナウンサーの平原沖恵と共に分析しています。
【この日のバムガーナーの投球内容】
7回101球、被安打2、奪三振8、与四死球2、失点0
今季1勝2敗 防御率2.51 (6/28の試合終了時点)
【バムガーナーの試合後のコメント】
バム (1500奪三振達成で)この日を誇りに思う。ただ、今後も好投し続けることが大事。
アナ ジャイアンツ、サヨナラ勝ちで勝利しました。
高橋 うん。ジャイアンツの勢いが出てきたという印象ですね。まあ、クロフォードのサヨナラホームランで勝ったんですど、でも、今日はやっぱり今月復帰したバムガーナーの投球内容だったかなと感じますね。
アナ うん。
高橋 まあ、エースの投球内容が戻ってきたように思いますね。
【投球の映像を見ながら解説】
アナ では、初回のアレナド選手との対決です。
高橋 まあ、ストレートと変化球のコンビネーションが抜群だったなと思いますね。インコースを見せて外の緩い変化球で打ち取っていて、これもストライクからボールになる良い球なんですよね。アレナドでも簡単に凡退するしかなかったという感じですね。
アナ そうですね。
高橋 そして、5回表のピンチの場面なんですけど、動じることなく甘めのストレートなんですけどね。キレのあるストレートで抑えていったという感じですかね。
アナ 5回表が唯一のピンチでしたからね。
高橋 そうですね。
アナ さあ、バムガーナー投手は今日の試合で1500奪三振を達成しましたよね。
【左投手の1500奪三振の試合数】
1位 Rジョンソン 206試合
2位 Cカーショー 218試合
3位 Dプライス 236試合
4位 バムガーナー 239試合
バムガーナーは1試合平均の奪三振が6.27
高橋 うん。まあ、239試合目の到達で左投手で4番目の早さなんですけど、これは上の選手が名だたる選手ですよね。
アナ そうですよね(笑)
高橋 1500奪三振というのは並大抵のものではないと思いますよね。それプラス1試合平均で6個以上三振を奪っていないとこの数字にはならないんですね。
アナ なるほど。
高橋 そういう面では安定した投球をしているということですね。
アナ やっぱりバムガーナーは凄いですね、
高橋 凄いです。
以上です。
左投手でここまでやってくれるのは貴重なんですよね。カーショーと並ぶメジャーを代表するサウスポーです。