2018年6月29日BS1で放送された「ワールドスポーツMLB」でこの日のシカゴカブス戦で怪我から復帰2戦目の登板となったロサンゼルスドジャースの先発のクレイトン・カーショウのピッチングをメジャーで活躍した高橋尚成とフリーアナウンサーの平原沖恵が解説しています。
【この日のカーショウの投球内容】
5回68球、被安打4、奪三振6、与四死球0、失点1
今季1勝4敗 防御率2.84 (6/29の試合終了時点)
【試合のロバーツ監督のコメント】
ロバーツ 試合後も体に問題ないと聞いている。負けはしたものの今後に向けて大きなプラスになる試合だった。
アナ カーショウ投手のピッチングはいかがでしたでしょうか?
高橋 はい。前回の登板からイニングと球数を増やして内容も良かったと思いますね。
【カーショウのここ2試合の主な投球内容】
前回 3イニング、球数55、失点2
今回 5イニング、球数68、失点1
高橋 完全復活に向けて進んでいるという感じですね。
アナ はい。では、データで投球内容を見てみましょう。
カーショウの球種データの比較
2017年の平均 | この日 | ||
フォーシーム | 球速(km/h) | 149.3 | 147.5 |
回転数(回転/分) | 2340 | ↑2433 | |
スライダー | 球速(km/h) | 142.5 | 142.5 |
回転数(回転/分) | 2470 | ↑2562 | |
カーブ | 球速(km/h) | 117.9 | 117.8 |
回転数(回転/分) | 2364 | ↑2468 |
高橋 はい。注目は回転数ですね。どの球種も2017年の平均よりもかなり上がっていますし、そういう面では今日はボールの質もスゴく良かったですから、今日の映像を見る限りは何の問題もないという感じでしたね。
アナ これは完全復活についてはいつぐらいなりそうですか?
高橋 はい。次の登板では多分90球ぐらいを目安に投げていくと思うんですね。
アナ うん。
高橋 その後に完全復活になると思います。やっぱり100球以上を投げないと、そこをクリアしないと完全復活とは言えないと思うので、それを考えるとオールスター明けの後半戦の1試合目だったりがスゴく大事だと思うので。
アナ はい。
高橋 そこが楽しみにだと思いますね。
アナ 結果を残せればということですね。楽しみです。
以上です。
完全復活間近ですね。この日も5回を1失点の68球でまとめていますのでやっぱり凄いです。経験も豊富です。