2018年7月5日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs.ロッテ戦で自身6連敗となり4月22日から勝ち星なしのオリックスバファローズの山岡泰輔について元中日の谷沢健一、元横浜の平松政次、同じく元横浜の斉藤明雄がフジテレビアナウンサーの小澤陽子と共に語っています。
【この日の山岡の投球内容】
7回101球、被安打8、奪三振1、四死球3、失点5
今季2勝8敗 防御率4.93 (7/5の試合終了時点)
アナ オリックスは連勝が2でストップしました。
谷沢 はい。それとね、ここは平松さんと明雄さんに本当に聞きたい。もう山岡ですよ。去年8勝した。今年は今日で8敗目。なかなか勝てないね、明雄さん。
斎藤 まあ、勝てないというか今年はイニング数が少ない割に被本塁打が多いんですよ。
谷沢 うん。
斎藤 だから、その辺でピッチングが狂っているのかなと。もともとシンカー、ツーシームがいいピッチャーなんですけど、やはりそのへんのコントロールが甘くなっているのかなと。そして、ボール先行のピッチングが多いですね。
谷沢 はいはい。
斎藤 だから、その辺でストライクを揃えにいって打たれているという山岡がいるんじゃないかなと。そして、今は自身も6連敗中でちょっと自信を無くしているようなマウンド捌きだと思いますね。
谷沢 平松さん、僕はVTRを見ていて思ったのはバッター目線から見てピッチャーの左肩の開きが最初から開いているんですよ。
平松 そうなんです。うーん、昨年と違うところはそのへんかなと思います。やっぱり開けば当然ボールはシュート回転しますから。
谷沢 うん。
平松 そして、バッターもボールが見やすくなりますから、そこがやっぱりバッターからすると打ちやすくなっているんでしょうね。
谷沢 はい。
平松 それともう一つは、山岡の特徴は縦に割れるカーブがあるんですね。
谷沢 カーブね。
平松 これがね、昨年よりかは速くなっているんじゃないかな。
谷沢 うんうん。
平松 昨年はもっと大きく緩いボールだったので、バッターとすればタイミングが合わなかったと思うんですが、そこらへんが昨年と違っているように思いますね。
谷沢 軸足に溜めがあったよね。
平松 そういう事なんですね。バッターが待っていてもなかなかボールが来なかった。
谷沢 そう来なかった。
平松 そこら辺を昨年のビデオを見て研究してね。この山岡というピッチャーは物凄くいい素質を持っているんで今のままだと残念ですよね。
谷沢 うん。明雄さん、もう少し肩を入れたりするのはダメなのかな?
斎藤 肩を入れるよりかはゆったりすればいいと思います。
谷沢 あっ、ゆったり・・・。
斎藤 だから、投げる時に動作が早いから肩が開いてしまうというのがあるんでね。もう少し肘を上手く使っていくべきじゃないかなと思いますね。
以上です。
山岡の悩みは深そうですね。シーズン中に修正はできるんでしょうかね。