2018年7月11日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs.読売ジャイアンツ戦で敗戦しまさかの8連敗となった東京ヤクルトスワローズについて横浜で監督をしていた大矢明彦、元中日の谷沢健一、元横浜の野村弘樹がタレントの稲村亜美と共に語っています。
稲村 ヤクルトが8連敗です。
野村 今日は初先発の大下でしたけども、5失点で代わってね。その後に踏ん張れば何とかなりそうなところをね。結局、星もそうですし、近藤も点を取られたということで詰め寄っても広げられるという試合でしたね。
稲村 はい。
野村 それで、スワローズは7月の成績なんですけど、7試合でまだ1つも勝てていないんですよ。雨で中止が多いとはいえね。交流戦の成績と7月を比べたんですけど、防御率がもう1.56以上違って、平均得点も違うんですよね。
ヤクルトの交流戦と7月の比較 (7/11の試合終了時点)
交流戦18試合 防御率3.38 平均得点4.3
7月7試合 防御率4.94 平均得点3.1
稲村 はい。
野村 大矢さん、やっぱりキツくなるのは事実なんですけど。
大矢 そうですね。先発が早めに点をやっちゃうと、今日なんかもそうなんだけど、大下が投げていて守りの時間がとっても長い。
野村 うーん。長かったですね。
大矢 まあ、こうなると気分的にもなかなか打者が乗っていけないという状態になっていくんでね。各々、投げるピッチャーがやっぱり頑張るしかないと思うんだけどなあ。
野村 谷沢さんはどう思われますか?
谷沢 交流戦の最高勝率が決まる前にね、あんまり無理しない方がいいなあと。そういう意味ではこれはヤクルトにとっては失礼な話なんだけど、中尾だとか近藤、そして石山を使い過ぎてリーグ戦が再開した時にその歪みが出るんじゃないかと。でも、僕は交流戦をそんな感じで見ていましたんでね。ちょっと投打共に無理が祟ったような感じがしましたね。
野村 うーん。
谷沢 8連敗ですから、オールスター休みの時に1回汗をかいて立て直す必要がありますね。
稲村 明日から休みですからね。
野村 オールスターブレイクですから切り替えて後半戦に挑んでほしいですね。
以上です。
交流戦で戦力が整ったと思ったんですけど、無理し過ぎていたんですね。巻き返しはあるのかどうか。青木はこの日に戻って来ました。