2018年7月17日にBS1で放送された「ワールドスポーツMLB」でアナハイムエンゼルス大谷翔平が手術にトミー・ジョン手術に踏み切った場合の復帰予測のスケジュールをメジャーで活躍した高橋尚成と岩村明憲がタレントのパックンとフリーアナウンサーの平原沖恵と共に語っています。途中から小宮山悟もアメリカのワシントンから見解を語ります。

 



パック 手術を受けた場合は色んな計算が絡んできますよね。

 

アナ そうですね。大谷選手は現在PRP保存療法で回復の様子を見ているんですけど、もし手術を受けた場合のスケジュールをこちらに整理してみました。

 

トミー・ジョン手術で投手復帰するまで1年2ヵ月が必要

 

【今すぐ手術の場合】

2018年8月~2019年9月の終わりまで何もできない

 

【今季終了後に手術の場合】

今季9月の終わりまで打者で続けて

2018年10月~2019年11月の終わりまで何もできない

 

この2つの場合、どちらも二刀流復活は2020年のシーズン開幕となる

 

 

アナ 今すぐに手術をした場合、投手としての復帰に1年2ヵ月ほど掛かるため、2019年シーズンには間に合わず、2020年シーズンに復帰となります。

 

パックン うん。

 

アナ そして、今シーズン終了後に手術をした場合は投手としての復帰は確実に2020年となります。大谷選手は二刀流の選手なので、今シーズンが終わるまでバッターで出続けるのかが一つのポイントですね。

 

パックン なるほど。

 

アナ 実はトミー・ジョン手術は野手が受ける場合もあるのですが、チームメイトのコザート選手の場合はおよそ8ヵ月で打者復帰しているんです。大谷選手が仮に手術をした場合、2019年シーズンにバッターとして試合に出るのかもというのがポイントになります。

 

パックン なるほどね。まあ、もちろん手術をしないですぐに元気になるのが一番なんですけど。高橋さん、どう考えればいいですか?

 

 

高橋 PRP療法で復帰した選手もたくさんいるんですけど、やっぱり手術をもしすることになったら、1日も早くした方がいいですね。

 

パックン ほー。

 

高橋 それは1日でも早く復帰できるということですしね。

 

パックン ということは、今すぐ手術するというのが高橋さんのオススメなんですね。

 

高橋 そうですね。だから、するんであればですけど、1日遅れただけで1週間ぐらい復帰が遅れるような感じがするんですよね。

 

パックン なるほどね。実際にトミー・ジョン手術を受けて復帰して大活躍した選手もいますもんね。

 

高橋 いますね。特にスピードボールを投げるピッチャーはそれで復活したら、かなりスピードが上がるというパターンもありますから。

 

パックス ストラスバーグがそうなんですよね。

 

高橋 そうですね。

 

パックン そして、もう一つの可能性として考えられるのが、打者としての活躍を重視して8ヶ月の療養期間で復帰する可能性があるんですね。岩村さんは相談されたら何とアドバイスしますか?

 

岩村 右投げ左打ちというところが一つのキーポイントになるんですね。

 

パックン うんうん。

 

岩村 右投げ左打ちというのは右腕がキーになる腕なんですね。これはピッチャーはもちろんそうなんですけど、バッターとしてもそうなんです。バッターでは右肘への負担もゼロではないんです。ホームランバッターの場合は有鈎骨だったり手首を負傷したりするんですけど、肘にも必ず負担が掛かっています。それでピッチャーを100%の状態で復帰させるのであれば、バッターについては少し我慢した方がいいんじゃないかと思います。

 

パックン なるほど。DHでも投げることなくバッティングだけでも負担はあるんですね。

 

 

岩村 そうですね。負担は必ずありますから、やっぱり完全な状態に戻してほしいですよね。

 

パックン なるほど。スタジオの見解ではこうなっているんですけど、現地の小宮山さんはどう見ていますか?(この当時、小宮山はアメリカにメジャーリーグの取材をしている)

 

小宮山 僕は実は手術推進派なんですね。

 

パックン ほー。

 

小宮山 自分は肘に同じような怪我をしたのに手術をしていないんですけど。PRP療法を受けた選手の半分は結局はトミー・ジョン手術を受けているという状況もあるので、どっちみち手術をしなければいけない可能性があるんだったら早めにした方がいいと。靭帯の痛めた部分は靭帯そのものが治らないので、大谷自身も投げていて痛みが伴うようだったらもう手術した方がいいと思うんですよ。

 

パックン うん。

 

小宮山 なので、検査結果を受けて様子を見ながらシーズンオフに手術をするという方向で行った方がいいのかなと思うんですね。

 

アナ 本人のコメントもありまして、「メジャーで長くやれる選手になりたい」と語っています。そして、以前に怪我から復帰した後には「怪我は無駄な時間」、そして「登板して打つのが自分にとっては普通。打者だけは普通じゃない感じ」と本人のコメントがあります。

 

パックン 一番じれったく感じるのは本人でしょうね。

 

アナ そうでしょうね。

 

高橋 でもね、怪我が無駄な時間というのは少し違うのかなと思うんですよね。

 

パックン ほー。

 

高橋 やっぱり、怪我をして色々なことが分かることもあるので、そこは勘違いしてもらいたくないなと思いますね。

 

アナ 色々な見解がありますけど、現地7月19日の検査結果を受けて、どうなるのか注目です。

 

 

以上です。

手術するなら早めにした方がいいですね。今シーズンはもうお休みしてもいいと思います。

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