2018年7月21日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs.読売ジャイアンツ戦でエースの大瀬良を早めに降板させて、見事に継投策で勝利した広島カープ。その継投と中継ぎ陣についてヤクルトで監督をしていた真中満がフジテレビアナウンサーの小穴浩司と共に語っています。

 

この試合の先発の大瀬良を6回表、1アウト1-2塁の場面でバッターを大城を三振に打ち取って2アウトになってからカープの緒方監督は永川にスイッチして継投を選択しました。

 

この日の継投

イニング数被安打四球失点
大瀬良5回2/3 105球624(自責1)
永川1/3 2球000
一岡1/3 13球210
フランスア1回2/3 18球000
中崎1回 20球001(自責0)

 

アナ カープがジャイアンツに連勝したわけですが、真中さん、これは監督目線からするとエースを降板させての中継ぎの送り方が非常に難しかったと思うのですが。

 

真中 そうなんですよね。スパッとエースの大瀬良を代えたんですよね。大瀬良ですから、普通だったらこのピンチは大瀬良に凌いでもらって、7回以降からは継投というイメージだと思うんですけど。

 

アナ はい。

 

真中 そこで6回のピンチにまず永川を投入して見事に凌ぎました。そして、7回表のピンチでは一岡が1アウト満塁のピンチを作ってしまいフランスアを投入ということで、ここでも思いきってスパッと代えましたよね。

 

アナ 特にフランスアのピッチング自体はどうだったんでしょう?

 

真中 フランスアは亀井に対しての外のスライダーが本当に打ちづらいところに投げてファールフライに打ち取りましたし、陽にもけっこう粘られたんですよ。

 

アナ はい。

 

真中 粘られた中で色んなボールを投げて最後に真っ直ぐで攻めて、力で押して三振に切って取りましたね。

 

アナ 野手だけでなく、中継ぎ陣もカープは豊富ですね。

 

真中 そうですね。今はみんな中継ぎが登板過多の中で代わりばんこで投げているという意味では層の厚さをちょっと感じましたね。

 

アナ そうですね。

 

真中 はい。

 

 

以上です。

エースの大瀬良をスパッと代えた継投が当たりました。広島は中継ぎ以降が弱いイメージでしたが夏場に持ち応えられるぐらいの厚みがあります。この連勝で優勝がハッキリと見えてきましたね。

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