2018年7月22日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs.楽天戦で先発し7回3失点の粘りの投球を見せた埼玉西武ライオンズの榎田大樹と西武打線の凄さについて元横浜の平松政次、元日ハムの岩本勉、元ロッテの里崎智也がフジアナウンサーの井上清華と共に語っています。
【この日の榎田の投球内容】
7回108球、被安打6、奪三振5、四球0、失点3
今季勝敗 防御率 (7/22の試合終了時点)
アナ ライオンズが逆転勝ちして首位をキープしました。
岩本 そうですね。チームとしても昼間のデーゲームのファイターズが勝利した結果も耳に入っているはずなんですけども、先発の榎田が序盤に3点を取れたんだすけど、その後にしっかりと踏ん張りながら7回まで投げてくれたと。平松さん、チームにとっても苦しいリリーフ陣というライオンズの事情があるじゃないですか。
平松 はいはい。
岩本 7回を投げきるのは大きなことですよね。
平松 それはもう大きいですよね。本当にリリーフ陣を助けたというかね。まあ、そういうつもりで先発のピッチャーは投げているでしょう。
岩本 はい。
平松 今日は3発ホームランを打たれましたけど、これは3つともソロホームランですからね。まあ、先発の仕事を全うしたと言えるんじゃないかと。
岩本 もうまさに粘投ですよね。
平松 ですね。まあ、阪神から来て榎田は本当に頑張っていますよ。
【頑張って逆転した打撃陣について】
岩本 そして、打線が終盤に逆転したと。リリーフ陣に不安を抱えている西武なんですけど、これだけ打てばという話なんですよ。里崎さん。
里崎 この山川は凄いですね。特に2発目のホームランはタイミングが完璧に外れているのにカーブをインパクトの瞬間にグッと待ってから手だけで打てる破壊力が素晴らしいですよね。
岩本 はい。終盤となると、相手ピッチャーも代わってくるじゃないですか。その中でこれだけ打線が繋がっての逆転劇。ライオンズ打線の強みって何だと思われます?
里 まあ、源田の盗塁なんかの足もあるし、クリンナップなどの長打もある、そしてコンパクトに打てる選手もいるということで戦いやすいですよね。
岩本 うんうん。
里崎 打てない場合でも、足を絡められますから、そういった面では色んな引き出しのある打線で強みがありますよね。
岩本 個々の特徴がちゃんと繋がった攻撃になっていると。
里崎 そうですね。
以上です。
榎田は粘りました。リリーフが崩壊しているので負担を減らすにはまず先発です。