2018年7月24日にBS1で放送された「ワールドスポーツMLB」でこの日のシカゴホワイトソックス戦で第8号ホームランを打ったアナハイムエンゼルスの大谷翔平の打撃をメジャーで活躍した高橋尚成がフリーアナウンサーの平原沖恵と共に語っています。
【この日の大谷の打撃内容】
1打席目 レフトフライ
2打席目 センターホームラン
3打席目 レフトフライ
4打席目 三振
シーズン打率.281 (7/24の試合終了時点)
【大谷の試合後のコメント】
大谷 最後の打席は繋ぎたかったですけど、それ以外の打席は比較的良かったと思います。(センター方向のホームランについて問われて)まあ、しっかり捉えれば方向に関係なく、どこでも行くと思うので、特に気にはしないようにしてます。(HR8本全てがホームについては)もちろんビジターで打てればいいと思いますけど、何となく雰囲気だったりとか、そういうものがあると思います。
アナ 大谷選手、今日はホームランを打ちました。高橋さん、そろそろ見たいと思っていたんですが。
高橋 そうですね。最近はライト方向に引っ張るというより、ホームランバッターがよく使う表現なんですけど『逆方向に引っ張る』というバッティングができているのかなと思いますね。
アナ うーん。
高橋 今日は第1打席からホームランの兆候が見えていたんですよね。レフトフライだったんですが、甘めの球を逆方向に飛ばしたんですけど、これはライト方向に打っていたらかなりの打球を打てていたボールだと思うんですよね。
アナ はい。
高橋 それぐらい甘いボールなんですけど、肩を開かずに打っていました。
アナ そして、第2打席のホームランです。
高橋 はい。この打席も右肩を残して、よく見たら分かると思うんですけど、逆方向に打ちにいって引っ張っている感じの打ち方で、大谷選手らしいセンター方向のホームランが出ましたね。
アナ この『逆方向に引っ張る』という表現なんですけど、流し打ちとは違うんですか?
高橋 はい。流し打ちというのは、多分、抜かれた時にポンと片手を残しながら打っていって、それをピューという緩いボールを打つのが流し打ちという感じのなんですけど。(※何を言ってるか分からないんですけど、文字にするとこうなりました)
アナ はい。
高橋 逆方向に引っ張るというのは、体を残して後ろに力を残してドーンとぶつけていく。そして、逆方向に強い打球。まるでライト方向に打つような感じで打つのが、多分、『逆方向に引っ張る』というのでしょうね。
アナ 強い打球を打つということですよね。
高橋 そうですね。
アナ 本人も最後の打席では悔やんでいたんですけど、今日も左ピッチャーを攻略できませんでしたね。(※第4打席では左ピッチャーが相手でした)
高橋 うーん。まあ、正直言って今日は相手ピッチャーが良かったのかなと思いますね。まあ、大谷選手が打てる球がなかったと思いますね。
アナ インコースを攻められましたよね。
高橋 そうですね。特に左ピッチャーが左バッターを抑えるのには、外のゾーンを投げ込みたいんですよね。
アナ はい。
高橋 そういう気持ちがあるんですけど、そこに投げるためにはインコースを投げないと外の球を対応されてしまうので、踏み込みを甘くするためにインコースにどんどん投げていって打ち取られましたね。
アナ 相手ピッチャーのやりたいようにやられたと。
高橋 そうですね。
アナ 大谷選手は相手の攻め方は分かっていましたよね?
高橋 うん。分かっていてもなかなか打てないんですよね。色んなパターンで抑えてくるもんなんですね。
アナ はい。
高橋 1球インコースに来たから次はアウトコースかなと思ったら2球目もインコースに来たりしますからね。逆にアウトコース中心かと思えばインコースに投げ込まれる場合もありますので、色んなパターンで攻められて打ち取ろうとしてきますからね。
アナ そうなんですね。簡単なものではないんですね。
高橋 そうですね。
以上です。
ホームランは見事でした。今年の打者大谷は今後に向けて色んなことを経験しないといけませんね。それにしても高橋尚成は説明が下手です。