2018年8月12日にTBSで放送された「サンデーモーニング」のスポーツコーナーで8月9日の広島カープ対中日ドラゴンズの3回の鈴木誠也の打席で起こった珍しいシーンについて張本勲と西山秀二が番組MCの関口宏と共に語っています。
【状況】
打者・鈴木誠也の場面で4ボールの判定がされましたが、鈴木が歩かずにそのまま打席に立ち続ける。審判やベンチなども気付かずに試合が続行。結果的に鈴木はセカンドゴロに倒れた。
関口 これみんな何も言わないの?
張本 喝だ!!!!アンパイア!!
関口 喝だよねぇ。西山さんは喝じゃないんですか?
西山 喝ですねぇ。
張本 何を考えている。あのピッチャーは知っていたんですよ。
関口 えっ、分かってんの?
張本 でもね、言わないんですよ。フォアボールならそのまま1塁に行くからね。
関口 はい。
張本 そのまま打ってくれるなら、抑えらえるんじゃないかと考えた。それで、あのバッターも気が付いているんだよ。
関口 気が付いてるの!?
張本 打てるんじゃないかと思っていたからバッターも言わないんですよ。キャッチャーはどうだい?
西山 キャッチャーは絶対に気付いていると思います。
張本 やっぱりそうだ。
関口 分かってたの?
西山 絶対に分かってます。
関口 ベンチもみんな分かってなかった・・・。
西山 はい。キャッチャーは絶対に分かっていて、ラッキーだなと思っています。フォアボールじゃなくなって、もう一度勝負できますから。
関口 ほー。
西山 キャッチャーは分かっていて黙ってますね。
関口 あぁ、そう?
西山 はい。
関口 じゃあ、審判だけですか?
張本 アンパイアは何を考えとるんかね。アウトカウントとかボール、ストライクのカウントは絶対に基本なんだもん。
関口 うーん。
張本 恐らく、試合が終わった後に『何を食べようか どこに行こうか』、そういうことしか考えてないと思う。
関口 フフフ(笑)
張本 そうじゃないとね、肝心なことを忘れちゃダメですよ。
関口 アンパイヤは何をやってんのかなあ(笑)
張本 日本のアンパイアは世界一上手いのにねぇ。
関口 うん。
西山 だから、鈴木誠也にも喝ですよね。
関口 あー鈴木誠也ね。
西山 やっぱり、その後に打たなきゃいけないですよね。
関口 うん。
西山 自分が打てると思ってフォアボールを黙っていたと思うんですよね。打ちやすいピッチャーだったからなんでしょうけどね。
関口 そうか。打ちやすいピッチャーだと思っていたから、分かっていたけど黙っていたと。
西山 はい。本人は多分、打ちやすいピッチャーだから、打ちたいなあと思っていたんと思うんですよ。だから、黙って打っていたと思うんですよ。
関口 結果的にポカですね。
西山 はい。絶対に打たなきゃいけないですね。
以上です。
珍プレーとして面白いネタにはなりそうです。