2018年4月21日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvsロッテ戦で本拠地開幕8連勝の西武が4回裏の攻撃の前にやった円陣について横浜で監督をしていた大矢明彦、元横浜の斉藤明雄がフリーアナウンサーの梅田淳と共に語っています。
アナ 実は辻監督が試合後にこんな事を言っていました。
【辻監督の試合後のインタビュー】
質問 4回に円陣を組みました。どんな指示を出したんでしょうか?
辻 先日、ワグナーが言っていまして、点を取れない時は円陣を組んだら点を取れているから円陣組んだ方が良いんじゃないかとワグナーが言ってましたから。円陣では大したことは言ってないと思います。「甘い球を打っていこう」ということだけじゃないでしょうか(笑)
【スタジオに戻る】
アナ ここでお二方に伺いたい。円陣を組んで怒涛の攻撃だったんですが、何を言ったんですかね?
大矢 まあ、「いい球をいけ」みたいな感じでしょうね。
アナ そうですか。明雄さんはどう想像します?
斉藤 まあ、僕もマウンドにいる時に相手が円陣を組んでいると狙い球を絞ってくると思って配球を変えようかなと意識になるんで、その辺の心理作戦を上手くやったのかなと思いますね。
アナ でも、監督が仰るように「大した内容じゃないんだよ」と。「とにかくいってみようか」ぐらいのことなのかなと僕は想像したりするんですけど。
大矢 状態の良い時って本当に大したことを言わないですね。
アナ はい。
大矢 もしかしたら、デーゲームだったんで「そろそろ目を覚ませ」とかね。そんな感じですね。
アナ なるほど。でも、勢いがあるうちはそういう言葉だけでもキーン!と肝に銘じながらいけるもんなんですね。
斉藤 だから、ここ何試合か逆転をやってきているんでね。俺らは出来るんだという気持ちになっての逆転だと思いますよ。
アナ そうですか。大矢さん、1985年からのあの強かった西武と比較してみてどうですか?
大矢 今の方が若い選手たちが去年ぐらいから、今年は特にそうですけど、若い人のフルスイング、これが西武の打線を引っ張っているんでね。手が付けられないなと思いますよね。
アナ 山川は6号を打ちましたよ。
大矢 本当にすごいもんね。
以上です。
円陣を組んで何かが起こるとかってあんまりないような気がしますけど、この日の西武はそれで怒涛の逆転ですからね。今の西武だとちょっとした切っ掛けでも火が点くという感じですね。