2018年9月5日にBS1で放送された「ワールドスポーツMLB」でこの日のテキサスレンジャーズ戦で左ピッチャーから初めてホームランを打ったアナハイムエンゼルスの大谷翔平についてメジャーで活躍した高橋尚成がフリーアナウンサーの平原沖恵と共に解説しています。
【この日の大谷の打撃内容】
1打席目 三振
2打席目 三振
3打席目 センターホームラン
4打席目 セカンドゴロ
シーズン打率.276 (9/5の試合終了時点)
【大谷の試合後のコメント】
大谷 三振した打席も見え方は悪くなかったので、1打席1打席進歩はしているのかなと思っていますし、4打席目に関してはもうちょっといい所に打てれば良かったんですけど、そこをまた明日に繋げればと思っています。(松井秀喜に並ぶ1年目での16号については)僕自身もすごく尊敬している方ですし、すごく嬉しい気持ちはあるんですけど、バッターとして出続ける難しさもあると思うので、あまり比較しないようにしっかりと自分のできることをやりたいなと思っています。
アナ 大谷選手がついに左ピッチャーから初ホームランを放ちました。高橋さん。
高橋 いつもインコースを意識させられて外の球を凡退ということが多かったんですけど、今日は外の甘めの球をしっかりと振り抜けましたね。
アナ はい。
高橋 まあ、今日のホームランが生まれた理由としては、1球前にポイントがありましたね。
アナ では、大谷選手の第3打席の2ボールからの3球目を見ていきます。
高橋 ピッチャーが投げる甘めのスライダーをしっかりとファールにするんですよね。これが力強いスイングで自分のスイングができたということで、次のホームランに繋がるんですけど、そして4球目に同じような球をホームランにするんですね。まあ、2球続けば大谷選手なら対応できますよね。
アナ はい。
高橋 ピッチャーの球も段々キレがなくなっている中でコントロールが甘くなったスライダーが同じようなところに2球続けば先ほども言いましたけど対応は簡単にするバッターということですね。
アナ そうですねぇ。さあ、大谷選手は今日のホームランで16本目となり、メジャー1年目の選手としては2003年の松井秀喜さんに並びました。
メジャー1年目の本塁打
2018 大谷翔平 16本 273打席
2003 松井秀喜 16本 625打席
高橋 はい。これを見てもらえば分かるんですけど、達成した打席数が大谷選手は松井さんの半分ぐらいなんですよね。
アナ はい。
高橋 それで16本のホームランを打てたということですよね。これ仮に松井さんと同じ打席数を立っていれば30本から40本ぐらい打ってもいいのかなという感じですよね。
アナ 本当にそうですよね。
高橋 まあ、単純計算するとですけど、なかなかそうはいかないかもしれないですけどね。
以上です。
もっと打ってほしいですね。