2018年9月6日にBS1で放送された「ワールドスポーツMLB」でこの日のテキサスレンジャーズ戦で2本のホームランを打ったアナハイムエンゼルスの大谷翔平についてメジャーで活躍した高橋尚成がフリーアナウンサーの平原沖恵と共に解説しています。

 

【この日の大谷の打撃内容】

1打席目 四球

2打席目 サード内野安打

3打席目 ライトホームラン

4打席目 センター前ヒット

5打席目 ライトホームラン

シーズン打率.287

 

 

アナ 大谷選手は衝撃のニュースを吹き飛ばすかのような大活躍でした。これ同じ日のニュースとは思えないですよね。(※この日の試合前に右肘の靭帯損傷が判明し手術が必要と報道されている)

 

高橋 そうですね。表情も本当に明るかったですし、試合に集中していたなという感じがしましたね。

 

アナ 本当に楽しそう、あのニュースを2時間前に聞いたとは思えない表情をしていましたけども。

 

高橋 まあ、メンタルが本当に強いと思いますね。ピッチャーとしてはダメかもしれないですけど、こうやって野手としてしっかりとチームの貢献しようとプレーしていますよね。ハイタッチも右手でしていますから、本当に痛いのかなという感じですよね。

 

アナ 心配にもなりますけど、チームメイトとも楽しそうにしていました。

 

高橋 はい。

 

アナ 今日は2本のホームランで18号に到達しました。

 

高橋 うん。右肘の影響を感じさせないホームランでしたね。2本とも滞空時間の長いホームランでしたけど、まさにホームランバッターという感じの打球ですよね。

 

大谷のこの日のホームラン(Statcast)

角度滞空時間
1本目45度6.8秒
2本目40度5.8秒

 

高橋 角度も40度以上ですから、これバレルゾーン(※ホームランが出やすい角度)なんてほぼ関係ないぐらいのね。高く上げて遠くに飛ばせばいいんだろうという、それぐらいのフルスイングでのホームランでしたね。

 

アナ これ右肘は大丈夫なんですかね?

 

高橋 まあ、普通だったら肘が気になって振ることなんか出来ないと思うんですけどね。まあ、ピッチャー出身の私だったら投げる方の腕はあまり使いたくないような感じがするんですけどね。

 

アナ それでも思い切り振って入っちゃうんですからねぇ。

 

高橋 そうですね。

 

 

以上です。

メジャー1年目トップの記録の城島健司の18本に並びました。手術するなら早めにした方がいいと思うんですがね。

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