2018年9月15日にBS1で放送された「ワールドスポーツMLB」でこの日のトロントブルージェイズ戦で先発し6イニングを無失点に抑えて12勝目を飾ったニューヨークヤンキースの田中将大のピッチングをメジャーで活躍した石井一久がフリーアナウンサーの上田まりえと共に解説しています。

 



【この日の田中の投球内容】

6回90球、被安打4、奪三振8、与四球2、失点0

今季12勝5敗 防御率3.47 (9/15の試合終了時点)

 

【田中の試合後のコメント】

田中 良かったボールは正直なくて、ゲームの中で修正を重ねながら、探り探りじゃないですけど、そういう感じで投げていたことがほとんどだったので、そういう中でも失点せずに抑えられたのはスゴく良かったと思います。(次のレッドソックス戦については)ボストンだからって自分のやることは変わらないし、自分のできることをやっていくという姿勢は変わらないんで、それを次もできるようにとは思います。

 

 

アナ 田中投手は3連勝で12勝目を飾りました。石井さん、ヤンキースはジャッジ選手も復帰してますます盛り上がってきましたね。

 

石井 田中投手も好調をキープしていますし、ジャッジ選手も復帰したんで、ポストシーズンには万全の状態で臨めるでしょうね。

 

アナ いい雰囲気になってきましたね。では、田中投手の好投を詳しく見ていきます。

 

石井 まず1回裏にヤンキース打線が大量の援護点を取ったんですけども、田中投手は中6日でいつもとは違う間隔が空いたなかで初回の先頭打者がスゴく大事になってくるんですけど、間隔が空くとメカニックがおかしくなったりするんですけどね。

 

アナ はい。

 

石井 立ち上がりを無失点で抑えて、2回3回も先頭打者を抑えてスプリットも投げたいコース投げられていたんですけど、それを引き出しているのは真っ直ぐなんですね。

 

アナ はい。

 

石井 真っ直ぐがいいからスプリットやスライダーなどの変化球が効いてくるので、今日の田中投手のピッチングだとなかなか付け入る隙はなかったんじゃないかなと思いますね。

 

アナ 今日はいつもよりもテンポ良く投げている感じが見えましたが。

 

石井 はい。3回4回とキャッチャーからボールを受け取った後にすぐにセットというか、次の投球に入っていくんです。そこで自分からどんどんペースを作っていくというのが出ていたんで、田中投手のピッチングとしてはスゴくいいモノが出ていたのかなと思いますね。

 

アナ 6回90球ということで、もう少し見たいなあと思ったんですけが、そのあたりは?

 

石井 まあ、点差が点差(9点差)だっただけに90球ぐらいでマウンドを降りられたというのは、次の登板に向けてフレッシュな状態で準備できるんじゃないかなと思います。

 

 

アナ さあ、ヤンキースは現在の勝率ですとワイルドカードとなり、地区進出シリーズ決定戦でアスレチックスと戦うことになります。

 

【ALワイルドカード】

1位 ヤンキース   91勝56

2位 アスレチックス 90勝58

1.5ゲーム差 (9/15の試合終了時点)

 

 

アナ 注目はヤンキースでは誰が先発登板するかということですが、現在絶好調の田中投手(12勝5敗)か、はたまたエースのセベリーノ投手(17勝8敗)か、石井さんはどちらだと思いますか?

 

石井 今の調子でいくと後半戦の防御率が2点台の田中投手に安定感があるんで、田中投手に投げてほしいなと思います。

 

アナ ちなみに今日の試合の後にブーン監督はどちらの投手が先発するかについて「分からない 私たちはチームの勝利のみに照準を絞っている セベリーノと田中のみではない」と語っています。

 

石井 まあ、ハップもいますけど、僕はこの2人以外の選択肢があるのかなと考えると、ただ濁しているだけだなと思いますけど(笑)

 

アナ そうですよね(笑) この地区シリーズ決定戦は勝率が高かった方がホームで戦うことができますが。

 

石井 まあ、田中投手はヤンキーススタジアムで安定したピッチングを日頃見ているような感じがあるので、ヤンキーススタジアムでやるなら田中投手が投げてほしいなと思います。

 

アナ それにしても田中投手は10勝してから、更に1段階ギアが上がった感じがしますよね。

 

石井 はい。

 

 

以上です。

12勝目ナイスピッチングでした。地区進出決定シリーズは田中かセベリーノどちらなのか難しいところですね。

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