2021年5月4日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2021』でこの日のvs.横浜DeNAベイスターズ戦でプロ初のホームランとなるグランドスラムを放ち勝利に貢献した中日ドラゴンズの根尾昂について元ヤクルト広島の笘篠賢治、楽天で監督をしていたデーブ大久保、横浜の監督をしていた大矢明彦がフリーアナウンサーの柴田阿弥と共に語っています。

 

根尾のヒーローインタビューの一部

根尾 次の1点が大事という場面だったので、何とか3塁ランナーをホームに返せるように、最悪でも犠牲フライと思って打席に入りました。入るかどうかなあっていう当たりだったと思います。「やったあ」という感じでした(笑) これからも応援よろしくお願いします!

 

 

根尾を語る

この日の根尾の打撃内容
1打席目 空振り三振
2打席目 ライトホームラン(打点4)
3打席目 ショートフライ
4打席目 センター前ヒット
今季 率.189(74--14) 本1 点11
プロ初ホームランはグランドスラム!

 

アナ 中日がDeNAに勝利。根尾選手はプロ3年目で初ホームランです。

 

大久保 それも満塁ホームランでしたからね。

 

アナ ヒーローインタビューは冷静でしたけど嬉しそうでしたね。

 

大久保 はい。大矢さん、まだまだ150キロを超える真っ直ぐには差し込まれたりしていますけど成長は見えます。大矢さんはどうご覧になっていますか?

 

大矢 与田監督は「何とかして根尾を一人前に」という気持ちが強いと思うんだよね。それでゲームに使ってくれてますよね。

 

大久保 そうですねぇ。

 

大矢 だから今はデーブさんが言ったように足りない部分も多いんだけど、今はゲームに出ている事もあるし、反省する部分もあるでしょうしね。いい事があったら自分の力をより信じてやる事が若い選手には大事ですね。

 

大久保 そうですね。「打てるぞ」って思う事も大事ですよね。

 

大矢 そうですね。

 

大久保 笘篠さん、僕はホームランも良かったと思うんだけど、8回の4打席目にヒットを打った時にちょっと成長したんじゃないかって感じたんですよね。

 

笘篠 はい。

 

大久保 追い込まれてからファウルで粘ってセンター前ヒットを打ったんですよね。この辺の成長をどうご覧になりますか?

 

笘篠 まずこれだけのセンスの持ち主ですよね。そしてアマチュア時代から数多くの大舞台を経験していて。でもセンスのある選手ってのはプロに入るとキレイにやろうと思ってしまうところがあるんですよね。

 

大久保 うんうん。

 

笘篠 でもそうじゃなくて、試合に出させてもらって、自分のやれる事を目一杯やってやろうという感じでプレーしてますよね。このホームランにしても全然頭も動いてないですし、打ち終わった後のバランスがいい、とてもいい打ち方でしたね。

 

 

以上です。

少しずつですが成長が見える。
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