201959日にBS1で放送された『ワースポ×MLB』でこの日のvs.ニューヨークヤンキース戦で今季9試合目の先発で8回途中1失点の内容で勝利投手となったシアトルマリナーズの菊池雄星のピッチングを黒木知宏がフリーアナウンサーの山本萩子と共に解説しています。

 



この日の菊池の投球内容

72/3 106被安打3 奪三振3 与四球1 失点1

今季21敗 防御率3.54(5/9の試合終了時点)

 

 

試合後の菊池のコメント

6回までノーヒットピッチング

菊池 いや、まだ6回でしたしね。とにかくチームを勝ちに導きたいと思って無我夢中でしたけどね。

 

―投球を振り返って

菊池 ストレートは前回の方が良かったnですけど、うまくカーブ、スライダーを主に投げて切り替えられたかなと思う。

 

 

黒木の解説

アナ 菊池投手は自己最長の73分の2を投げ、2勝目。ノーヒッターも期待しました。

 

黒木 はい。球数が少ない中でイニングも投げましたよね。まあ出来れば8イニングを完結してもらいたいという思いがあったんですけどね。被安打の3本共に当たりも良くなかったですよね。

 

アナ 具体的に今日の良かったところはどこになるんでしょうか?

 

黒木 決め球のスライダーが有効でカウント球のカーブとフォーシームですね。

 

アナ はい。

 

黒木 アンドゥハーから奪った三振でもスゴくシンプルな投球をするんですよね。初球は甘めのカーブでカウントを取って、アウトコースにいいチェンジアップでまたカウントを取って、最後に決め球のスライダーを投球していくというピッチングでしたね。

 

アナ 投球術というか、組み立ての部分も良かったんですね。

 

黒木 はい。そうなんです。今日はアンドゥハーだけでなく、他のバッターに対してもそうだったんですけど、だいたい初球にカーブを甘めに投げていました。そこからアウトコースのチェンジアップ、もしくはカーブを投げていましたし、最終的にはスライダーで三振を取っていく。ストライクゾーンの球を1ストライク目、2ストライク目、3ストライク目に広げていくようなピッチングをしていましたね。

 

 

アナ なるほど。そしてフォーシームについてはインタビューでは、前回の方が良かった、と話していましたよね。確かにこのフォーシームで空振りを奪ったのは僅か1球だけでした。

 

黒木 感覚的には前回の方が良かったとは言いますけど、でも今日の試合は狙って甘めに投げているような動きに見えたんですよね。

 

アナ はい。

 

黒木 フォーシームが悪い状況の中でも、初球に甘めに投げる。そうするとバッターは振ってきますよね。それでアウトになる。そしてカウント球のフォーシームでも厳しめのところじゃなく、甘めのところに投げると。フォーシームの高めを投げたりで犠牲フライを打たれて1点は取られましたけど、最少失点で切り抜けることができましたよね。(※このへんはちょっと言ってる意味が分かりにくいので変な感じです)

 

アナ なるほど。先ほどのお話も含めて、今日はシンプルに理想の投球ができたんですね。

 

黒木 能力のある選手ですし、前回も含めてなんですけど甘めのストライクゾーンから少しずつ広げていく。そして色んな球種を投げずに出来るだけ最後の決め球を取っておくというのが見えたんで、僕は最後まで好調を維持するように思いました。

 

アナ なるほど。そして菊池選手にとってヤンキーススタジアムは特別な場所で3年前から訪れていたらしいです。

 

黒木 夢である憧れであるマウンドでヤンキース相手に勝ちをもぎ取ることができたんで喜びもひとしおだと思いますね。

 

アナ ですよねぇ。そして地元のニューヨークメディアも菊池投手を絶賛していて「マリナーズのルーキーがヤンキースを鎮圧」と報じています。

 

黒木 まあ色んな意味で注目されるピッチャーなので、注目されるピッチャーがどんなピッチングするのかをファンも含めて見れたんでね。今後の菊池投手のピッチングも期待したいと思いますね。

 

 

以上です。

甘めのカーブやらフォーシームやらというワードが出てきましたが、それを捉えられないということは力があったんじゃないでしょうか。
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