2018年9月21日にBS1で放送された「ワールドスポーツMLB」でこの日のボストンレッドソックス戦に先発し、5回途中5失点で勝敗は付かないもののイマイチな内容だったニューヨークヤンキースの田中将大のピッチングについてメジャーで活躍した高橋尚成がフリーアナウンサーの平原沖恵と共に解説しています。

 

【この日の田中の投球内容】

4回0/3、83球、被安打8、奪三振3、与四死球0、失点5

今季12勝5敗 防御率3.67 (9/21の試合終了時点)

 

【田中の試合後のコメント】

田中 まあ、今日は相手に上手くやられたなという。極端に追い込んでから悪い所に行ったとは思わないんですけども、各球種のボールのキレというところでは特別良くなかったですね。

 

 

アナ 田中投手は追い込んでからの話もしていましけれども、どうでしたか?

 

高橋 まあ、2回表のベッツとの対戦なんですけど、初球に外角低めにかなりいいスライダーを投げるんですね。

 

アナ はい。

 

高橋 そして2球目もスプリットなんですけど、これもストライクからボールになっていてかなりいい所に投げているんですね。次の3球目では少しだけボールゾーンからストライクゾーンに入るツーシームが簡単に打たれてしまうんですよね。

 

アナ 前の2球が良かっただけに残念ですよねぇ。

 

高橋 そうですね。ちょっとだけなんですけどね。まあ、追い込むまでは本当に良かったんですけど、少し甘くなっただけという感じですね。やっぱり田中投手のスライダーとスプリットはかなりレッドソックス打線が意識しているんだと思うんですね。

 

アナ はい。

 

高橋 それだけかなり精度がいいということなんですね。そういうことを考えると、高めのボールだったり、インコースのボールを使って、今後は投げていかないといけないと思います。というのも、目線を変えることによって、ボールがちょっと甘く入ったときに打ち損じをさせるために高めやインコースに投げておくのが一番ベストではないかなと思いますね。

 

アナ やっぱりインコースを突いておくと踏み込めなくなりますもんね。

 

高橋 そうですね。打たれるリスクを減らすように目線を変えることも必要ではないかなと思います。

 

アナ この後もポストシーズンも含めてまだまだレッドソックスと対戦しないといけませんしね。

 

高橋 大事ですよ。

 

 

以上です。

けっこうボコボコにやられていました。強力打線を抑えるには色んな手を使わないといけません。

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