2018年10月5日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」で読売ジャイアンツの山口鉄也の引退会見の様子が流されていました。
―最初の言葉
山口 私、山口鉄也は今シーズンをもちまして・・・今シーズンをもちまして、引退を決意しましたのでご報告させて頂きます。(※言いたくない言葉だったのか言い直していました)
―引退を考え始めたのは
山口 自分はジャイアンツに拾ってもらった身で少しでもチームの勝利に貢献して、恩返しをしたいなという気持ちで、今日までやってきたんですけど、ここ数年は成績がなかなか上がらす、怪我で2軍に落ちたり。今年に関しては怪我をして、また治って、それの繰り返しで1軍に1度も上がれずに全く貢献もできなかったので、そろそろ限界なのかなという気持ちで決断しました。
―9年連続60試合登板について
山口 投げているときは記録について全く意識をしていないですし、ただ単にガムシャラに1試合1試合を投げているだけだったんですけど、こうやって引退するときにそれを取り上げてもらえたり、原監督のおかげで記録というか、そういう思い出も作らせてもらったので、今になって振り返ると非常にいい思い出になっています。
―思い出の試合について
山口 まあ、たくさん投げさせてもらってので、思い出はたくさんあるんですけど、特に緊張した試合が2つあって、1つ目はプロ初登板のヤクルト戦の試合ですね。そして2つ目は2012年の日本シリーズの胴上げ投手になれた試合です。打ち取ってアウトを取れてマウンドの上で阿部さんと抱き合うことができたんですけど、本当に自分の野球人生で想像もしないことが起きたので、とても思い出深い試合でした。
―頑張ってきた自分に言いたいことは
山口 朝起きて、その日に今日の肩は痛いのか、痛くないのか、もう考えないでいいよと言いたいです。
会見場には内海哲也、菅野智之、坂本勇人、杉内俊哉、長野久義、澤村拓一、宮國椋丞、そして村田修一やって来て花束を渡していました
山口鉄也 34歳
2007年から2018年に読売ジャイアンツに在籍
通算642試合、52勝27敗、273H、29S 防御率4.05
2005年育成ドラフト1巡目
2008年新人王、2009年2012年2013年最優秀中継ぎ
以上です。