2018年10月6日にABCテレビで放送された「虎バン」で今季限りで阪神タイガースを戦力外となった西岡剛が色々と語っています。前半は椅子に座ってセッティングされたインタビュー、後半は最後の試合後すぐのインタビューです。
―戦力外になったことについて
西岡 それは僕が招いたことであって、僕が1年間ずっと成績を残していれば、戦力外になることもないやろうし、それは自分が巻き起こしたことやから。やっぱショックですよ。戦力外っていうのは(笑) 初めてなんで。『あぁ、クビってこういう風に言い渡されんねんや』とね。
―戦力外ながらも前向きに見える理由は?
西岡 アキレス腱が切れた年に僕、結婚したんですよ。今の嫁と。今はもう3年ぐらいになるんですけど。公表してないですけどね。その存在が全てでしょうね。この嫁が僕のために体の事、食事の事、寝る前の足のマッサージとか。一生懸命、僕のために勉強して、野球も何も知らない人ですから。
―戦力外になったときのこと
西岡 大阪に着いて、すぐに監督のところに行って「もう今日で阪神を辞めます」と。そうしたら監督が「両親に最後、姿を見せてやれ」って言ってくれたんですよ。その言葉がまた嬉しくて。ファンの皆さんにも最後の姿を見てもらいたいし、あんまりそういう感情を今出したくないんですけど。まあでも、めちゃくちゃ嬉しいです。こんなに大事にされて。
―阪神での最後の試合について
西岡 『あぁ、今日、甲子園でこのユニフォーム着て最後なんや』って思ったら今までの阪神に入団してからの6年間がフラッシュバックしてくるわけですよ。自分の中で。
(続けて)
西岡 ケガから復帰した時の大歓声っていうのもずっと覚えてるし、ヒットを打った時の大歓声も覚えてるし、何でこんな阪神にずっと生え抜き選手で貢献してきた人間じゃないのに、何でこんなにしてくれるんやろなって本当に感謝してます。このタイガースという人気球団に入って、良い面も悪い面もスゴく勉強させてもらった6年間だったと僕は思ってますし。あいつは口だけやっていう、それも重々承知なんです。それでもいいんです。『やり続ける』って僕自身が思っているから。辞める時が来たら自分でスパッと辞めるし。
ここから最後の試合の終了後すぐのインタビュー
―最後の試合の打席はどうでしたか?
西岡 いやぁ、打ちたかったですね。最後。でも結果やからね。
―また戻ってきますよね?
西岡 いや、もちろん戻ってこられるように頑張るし・・・。うん。戻ってこられるように頑張ります。
以上です。
戻ってくるというのは指導者としてでしょうか。