2018年10月19日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でセ・リーグ、クライマックスシリーズのファイナルステージで敗退した読売ジャイアンツ。由伸巨人の3年間について楽天で監督をしていたデーブ大久保、元ヤクルト広島の笘篠賢治、元横浜の高木豊がフリーアナウンサーと共に語っています。
高橋由伸監督が率いた巨人の3年間の成績
勝敗 | 勝率 | 順位 | |
2016年 | 71勝69敗3分 | .507 | 2位 |
2017年 | 72勝68敗3分 | .514 | 4位 |
2018年 | 67勝71敗5分 | .486 | 3位 |
アナ CS敗退した巨人なんですが、今日の試合をもって高橋由伸監督が3年間の監督生活を終えたということとなりました。
大久保 豊さん、どうですか?
高木 まあ、3年間辛かったと思いますね。これ何の準備もなくね。
大久保 確かに。
高木 選手が平社員だとすれば、いきなり社長をやれと言うようなもんですよね。何のノウハウもなく。それを1年1年積み上げてきて、もう来年も見たかったですね。
大久保 うん。
高木 野球が変わりつつあったんで、何か高橋由伸野球が出来つつあるのかなというところでの退任なんで凄くもったいないし、ちょっと可哀想だなと思いました。
苫篠 初年度2位で頑張ったと思います。だけど、初年度が4位でも5位でも今年のように若い選手を使って、キッカケを作って戦力の底上げをして2年目3年目という覚悟があれば、この3年目はもうちょっといい勝負ができたんじゃないかなというのは感じますね。
大久保 そうですねぇ。
苫篠 ちょっと遅かったのかなと。もうちょっと早めに初年度からやれたら良かったのになと僕は思いますね。
高木 いやぁ、でもいきなり選手から監督になって、なかなか難しいと思うよね。
苫篠 それとジャイアンツの常勝という伝統もありますもんね。
大久保 首脳陣でよくあるのが、2軍の選手が1軍に行って勉強しますなんて言うとバカじゃねーかって。1軍では勉強じゃねーんだよっていうのが監督になっている状態でしたからね。
高木 そうですね。やっぱり苦しかったと思いますよ。
大久保 でも、本当に若い選手を育てましたよ。
アナ 高橋由伸監督はこのようにコメントを残しています。「広島にはいい戦いができなかった。もう振り返る必要はない。結果が全て。自分なりに精一杯やったつもりです」と。
大久保 うん。
アナ そして巨人ファンについての思いを問われると「それはまた改めて皆さんの前で話します」ということをコメントされていました。
大久保 なるほど。
アナ ちなみに高橋由伸監督について坂本選手は「寂しい気持ちと、選手の責任もあるので、悔しい気持ちもある」ということです。
大久保 そうですね。次は原監督だと思うんですけど、選手は監督に悔しい思いをさせないように日々練習してほしいですよね。
アナ 来シーズンに繋げてほしいですね。
大久保 だいたいみんな悔しい思いを忘れちゃうから。忘れずにいかないと。
アナ はい。来シーズンに是非繋げてください。
以上です。
苦しい監督生活だったと思います。