2018年11月3日に日本テレビで放送された「Going! Sports & News」でこの日の日本シリーズ第6戦に勝利し、日本一に輝いた福岡ソフトバンクホークス。その中で赤星憲広が選ぶシリーズMVPを番組MCの上田晋也と共に語っています。
上田 赤星さん、ソフトバンクが日本一に輝きましたけど赤星さんが選ぶMVPはどの選手でしょうか?
赤星 僕は二人選びたい思っているんですけど。
上田 はい。
赤星 まあ、一人目は当然甲斐選手かなと。
上田 なるほど。
赤星 やっぱり広島というチームは機動力を使ってくるチームなので、それをシリーズ通して封じたというので広島の野球が出来なかったのかなと。これは大きかったですね。
上田 まあ、広島らしさを潰したわけですからMVPですよね。
赤星 はい。
上田 もう一人は?
赤星 二人目はクローザーの森唯斗投手です。
上田 ほー。
赤星 去年までは絶対的な守護神のサファテ投手がいたんですけど、今年いなかったじゃないですか。
上田 うん。
赤星 森投手は去年までセットアッパーをやっていましたけど、そこからクローザーになるというのはけっこう大変なんですよ。
上田 うーん。
赤星 やっぱり彼がスゴく成長したことによって、この日本シリーズでも5試合で3セーブを上げているんですよね。
上田 はい。
赤星 やっぱり彼が後ろにいるということで、工藤監督も中継ぎ陣をドンドン使えたというのがあったので、やっぱり彼の存在は大きかったと思いますよね。
上田 やっぱり抑えがしっかりしていると敵チームが焦って7回ぐらいまでに点を取らなきゃとなりますよね。
赤星 はい。終盤までに点を取らないと苦しいというのが広島にはあったと思うので、そういう絶対的な存在だったのが大きいですよね。
上田 本当にソフトバンクは黄金期と言ってもいいですよね。
赤星 はい。今回、内川選手とかがいなくても勝てちゃうわけですから、そういうのを見ると更に強くなっていますよね。
上田 層の厚さとか戦力の充実ぶりを見ると来年も強いんでしょうね。
赤星 そうだと思います。
ここからは赤星が選ぶ日本シリーズベストプレー
上田 赤星さん、日本シリーズのベストプレーを教えてください。
赤星 第5戦の上林選手のレーザービームですよね。
上田 あー。
赤星 甲斐選手が注目されがちなんですけど、あの場面でチームを救ったレーザービームもかなり大きかったんですよね。
上田 はい。
赤星 だから、こういうところで点を防いでいったからこそ日本シリーズに勝ったのかなと思いますね。
上田 広島も本当にいいチームでしたよね。
赤星 本当にそうですよね。
上田 いい日本シリーズでした。
赤星 はい。
以上です。
甲斐はもちろん、森と上林もチームを救った。