2019年1月14日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』でピッチングコーチの仕事について横浜OBの斎藤明雄と野村弘樹がフジテレビアナウンサーの杉原千尋と共に語っています。

 

アナ 斎藤明雄さんと野村弘樹さんは投手コーチを務めていましたが、投手コーチの役割とは何なんでしょうか?

 

斎藤 役割は、まず監督がやりやすいようにしていくということ。そして打たれたピッチャーを上手くフォローしてやって次の日に引きずらないようにしてあげる。

 

アナ なるほど。

 

斎藤 それと緩めるところは緩めてやってもいいけど、厳しくやるときは本人のために厳しくやってやらないとダメかなと思いますね。

 

野村 ピッチングコーチはやることがけっこう多くて、当然ピッチャーのコンディションも見ておかないといけないし、調子も見ておかないといけない。

 

アナ はい。

 

野村 そんな中で試合になって、そのときの状態も見極めなきゃいけないというところでは、やはりやることが多いですよね。

 

斎藤 中6日で勝てないなら、本人からどのように調整したいかをまず聞いてやって、ピッチングの組み立てについてもアドバイスをしてあげる。それでも何試合も勝てないとなると、色々と相談してブルペンに入る回数を変えたりするというのが大事だと思います。

 

野村 うん。

 

斎藤 常に選手と会話するのが一番大事じゃないかなと思いますね。

 

野村 だから、ピッチングコーチってマウンドに上がるまでしかしてあげられない。

 

アナ はい。

 

野村 もうマウンドに上がってしまえばほとんど本人任せになっちゃうから、そこまでいかにいいコンディションで、いい状態でマウンドに上げてやるかっていうところですよね。

 

斎藤 気分良くマウンドに上げてやるっていうのがね。

 

野村 そうですね。

 

斎藤 野村さんはベンチもブルペンも経験されましたけど、ブルペンが一番難しいと思いますよ。

 

野村 試合は難しいですね。

 

アナ そうですか。

 

斎藤 一番難しいと思います。ベンチはピッチャー交代では電話一本で話をするだけですけど、ブルペンは大忙しで慌てますからね。

 

野村 まあ、ベンチコーチもその時に監督とやり取りをしながらなんでね。そこで間に入ってやるとかが大変ですよね。

 

 

以上です。

ブルペンコーチはバタバタするのは想像できますね。

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