2018年4月26日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でルーキーながら4月26日時点でリーグトップの盗塁数を決めている横浜DeNAベイスターズ神里和毅に元中日の谷沢健一がインタビューをしています。最後にスタジオに戻ってアナウンサーと谷沢と元横浜の谷繁元信と野村弘樹が神里について語っています。

 



【今季成績 4/25まで】

試合20、打率.244、安打19、本塁打1、盗塁8

 

 

開幕からの話

谷沢 開幕から1ヶ月。プロの感触はいかがですか?

 

神里 いや、まだ自分でももっとできるんじゃないかなというのはあります。

 

谷沢 もっとできるか。開幕からスタメンを告げられた時の心境というのはどう?

 

神里 最初はビックリして開幕戦の日は緊張しっぱなしで。

 

谷沢 足は震えた?

 

神里 震えました。もうずっと重心がここぐらい(胸元を指す動作)にある感じでした。開幕のセレモニーから緊張していました。

 

谷沢 でも、その緊張感というのはもうたまらんでしょ?

 

神里 もういいです。

 

谷沢 もういいか(笑)

 

神里 はい。

 

谷沢 開幕戦ですぐにプロ初めてのエラーしたんじゃないの?

 

神里 はい。しました(笑)

 

谷沢 それも緊張からか?

 

神里 そうですね。まあ、オープン戦では絶対になかったことだったので。まずお見合いする事がなかったので、お見合いして焦って落として暴投して。

 

谷沢 開幕2戦目でヤクルトの石川投手からプロ初安打ですよね。

 

神里 まあ、打った瞬間はファーストに捕られるかなと思ったんですけど、抜けてくれてセカンドベースに到達した時にはもう本当に嬉しかったです。

 

谷沢 嬉しかったか。そのボールはどうしたの?

 

神里 親に。

 

谷沢 あ、すぐ送った。

 

神里 はい。

 

谷沢 へぇー。バッティングはプロのスピードとか変化にすぐに入っていけた?

 

神里 いや、まだ入っていけてないですね。特にスピードボールにはしっかり対応できていないので、そこの対応をしっかりしないといけないなと。

 

谷沢 どの辺を意識して今はバッティングをやっていますか?

 

神里 まあ、しっかりタイミングを早く取って、トップをしっかり作ってというのを今は意識して練習しています。

 

谷沢 あまりステップしないよね。

 

神里 しないですね。

 

谷沢 ちょっとステップの足を少しひねるぐらいかな。

 

神里 そうですね。

 

谷沢 もう無我夢中か?

 

神里 そうですね。色々考えながらやっているところですね。

 

谷沢 率直な気持ちとしてラミレス監督に1番に抜擢されて、気持ちはどうだった?(開幕3戦目に1番に抜擢)

 

神里 まあ、打ちたいなとは思っていたんですけど、まさかこんな早くにとは思いましたね。

 

谷沢 へぇー。去年まで桑原君が打っていたんだから。でも、良いライバルだよね。

 

神里 そうですね。同級生なんで。

 

谷沢 あ、同級生か!

 

神里 はい。

 

谷沢 1番と7番を打ってみて、やはり1番か。

 

神里 その方が楽しいというのがありますね。

 

 

盗塁の話

谷沢 今現在、ヤクルトの山田哲人と盗塁数を競っているけども、自分の売りはそういうところ?

 

神里 まあ、プロに入ってから盗塁というものがしっかり出来るようになったんで。

 

谷沢 あ、プロに入ってから?

 

神里 はい。

 

谷沢 それまでは悩みがあった?

 

神里 足には自信があったんですけど、盗塁技術というものにあまり自信がなかったので、大学社会人では。今はしっかり出来ているので、そこを求められているので、もうやるしかないなと思っているんで。

 

谷沢 うん。でも、技術的にスタートの位置だとか重心の掛け方だとか自分独特のモノを掴んだわけでしょ?

 

神里 まあ、それは社会人の時から練習はしていたので、実戦ではそんなに走らなかったんですけど、練習はしていたんでそこで掴みかけていたというか。

 

谷沢 盗塁する時にどっちに重心が掛かってるの?

 

神里 右足に。

 

谷沢 右足。何パーセントぐらい?

 

神里 ほぼ。

 

谷沢 ほぼかかってるの!?

 

神里 9:1か8:2ぐらいで掛かっています。

 

谷沢 あ、そう。

 

神里 はい。

 

谷沢 じゃあ、牽制が来てもすぐに戻れる?

 

神里 まあ、膝から戻ればいけるんで。

 

 

犬のエピソード

谷沢 へぇ。何か幼稚園の時に犬に追い掛けられて逃げ切ったっていうエピソードがあるけども。

 

神里 まあ、長い距離を走ったんで最後までは犬は来てないです。

 

谷沢 もう噛み付かれそうにはなってたの?

 

神里 もう後ろは見てないんで、すぐにバーっと走って。

 

谷沢 なんか悪いことしたんだな?

 

神里 いや、ドアを開けただけです。

 

谷沢 え?

 

神里 ドアを開けて目の前にいてビックリして走って逃げたんです。そしたら追い掛けられた。

 

谷沢、あ、そう。犬はあんまり好きじゃなかった?

 

神里 最初は怖かったです。今は好きなんですけど。

 

谷沢 そうかあ。小さい頃は巨人ファンだったらしいね。

 

神里 まあ、正直そうですね。小さい頃は沖縄のテレビでは巨人戦がほとんどだったので。

 

谷沢 あぁ、そうかあ。

 

 

プロ初ホームランの話

谷沢 プロ初ホームランが先頭打者ホームラン(レフト方向のホームラン)。ジャイアンツの大竹からですよね。

 

神里 はい。まあ、その前の2試合で全然打てなかったので、あの日は何とかしようと思ってストライクが来たらドンドン振っていこうと思っていました。まあ、打った瞬間もしかしたら入るかなという思いで走っていました。

 

谷沢 球種はなんだったの?

 

神里 真っ直ぐです。

 

谷沢 真っ直ぐ。へぇ。それを運ぶような感じで?

 

神里 そうですね。

 

谷沢 それでベンチに戻ってきてヘルメットを取られてキャッチャーマスクをかぶらされたけど、あのシーンを私も見たけどね、あんなことをやるんだ。

 

神里 いや、自分はやらされた側なんで。

 

谷沢 あぁぁ、へぇ。

 

神里 そうですね。

 

谷沢 でも、ベンチのムードはそういうところで上がるんじゃない?

 

神里 (無言で頷く)

 

 

目標とするプロ野球選手

谷沢 目標にするバッターというのはどういう選手を描いている?

 

神里 西武の秋山選手とかはヒットを打てて長打力もあって足も速くて守備も上手い。

 

谷沢 同じポジションだしな。秋山はルーキーの時に私もインタビューしたんですよ。

 

神里 はい。

 

谷沢 私がインタビューすると大成するんですよ。

 

神里 ありがとうございます。

 

 

恩師の話

谷沢 君が沖縄・糸満高校の時代に監督をやっていた上原監督(現在は沖縄水産高校野球部監督)に電話したんですよ。

 

神里 はい。

 

谷沢 中学生時代は体が小さくて目に留まらなかったと言っていましたよ。

 

神里 はい。自分も言われました。

 

谷沢 それが高校に行ってから、覚えてる? 沖縄高野連の・・・。

 

神里 競技会。

 

谷沢 そう。1月のイベント。沖縄に64チームあって9人ずつ選ばれて500人ぐらいだよな。そこで100メートル走トップでしょ?

 

神里 はい。そうですね。

 

谷沢 11秒3。

 

神里 はい。

 

谷沢 よく知ってるだろ?(笑)

 

神里 知ってますね(笑)

 

谷沢 でも、ランニングシューズで11秒3だから、陸上のスパイクを履いてたら10秒台だな。

 

神里 出てたかもしれないですね。

 

谷沢 なあ。

 

神里 チームで200メートルのリレーがあるんですけど、それは大会新を出して。

 

谷沢 お、大会新。

 

神里 あれは破られないでしょうね。

 

谷沢 破られない。そんなに?

 

神里 (無言で頷く)

 

 

家族、父の話

谷沢 お姉さんも足が速いんだってな?

 

神里 そうです。

 

谷沢 お姉さんも沖縄トップだろ?100メーターの。

 

神里 はい。

 

谷沢 足が速い。お母さんが速いのか?

 

神里 お父さんが速いです。

 

谷沢 お父さんが速いか。そうか(笑)

 

神里 はい。お父さんも記録持っていたので。40代で100メートルの記録を。

 

谷沢 何秒?

 

神里 11秒・・・。

 

谷沢 凄いな。凄いね。へぇ。お父さんは元高校球児だったもんな。

 

神里 はい。

 

谷沢 豊見城(とみしろ)高校だろ?

 

神里 そうです。

 

谷沢 お父さんから随分と教わったんだ?

 

神里 野球を始めた最初の頃は見向きもしなかったんですけど、高校2年ぐらいからはけっこう自分のために色々とやってくれましたね。

 

谷沢 うん。

 

神里 教えるというよりかは練習を手伝う。

 

谷沢 一生懸命やってくれたんだ。

 

神里 家の車庫にバッティングゲージを作って、バッティングを毎日して。

 

谷沢 ティー上げてくれて。

 

神里 はい。大学の時にドラフトで指名漏れした時に自分以外の沖縄の選手が指名されたので、それは本当に悔しかったですね。

 

谷沢 悔しいだろうなぁ。プロになった時にはお父さんもそういう意味では喜んだでしょう?

 

神里 そうですね。最初は社会人上がりの外野手なんでマイナスなことばっかり言われてて。

 

谷沢 どんなこと?

 

神里 「指名されるの難しいな」というのをずっと言われていて。

 

谷沢 うんうん。

 

神里 自分はそれがイヤだったんで「もういいよ」みたいな「野球辞めるから」みたいなことを言っていたんですけど指名された時は1番喜んでました。

 

谷沢 1番喜んでたか(笑)

 

 

登場曲 ダイナミック琉球の話

谷沢 神里君の登場曲ね。私も聴きましたよ。

 

神里 はい。

 

谷沢 ちょっと一緒に歌おうよ。

 

神里 マジっすか。

 

谷沢が歌うがちょっと違っていて神里が訂正するやり取りが何度かある。

 

神里 まあ、沖縄出身ということでプロに入る前から、去年くらいからですかね、沖縄で有名になって応援とかでこれいいなと思って。

 

 

最後のまとめ

谷沢 実はスタジオにベイスターズのOBの野村さんと谷繁さんが(この日のプロ野球ニュースの解説員)見えてますので、メッセージを。

 

神里 谷繁さん、野村さん、初めまして神里です。今年1年、しっかりとチームの戦力になって30盗塁を目指したいと思います。

 

谷沢 ありがとう、今日は。

 

神里 ありがとうございます。

 

 

スタジオに戻りトーク

アナ 神里選手からメッセージがありました。谷繁さん、どうですか?

 

谷繁 頑張ってもらいたいです。まだまだ色んな欠点というかドンドン成長しなきゃいけないところがあると思うんですよね。まあ、これからですから。あとは背番号8ですからね。

 

アナ はい。

 

谷繁 初代ベイスターズの8は僕ですから。

 

アナ そっか。受け継いで。

 

谷繁 大丈夫です、彼は。

 

アナ なるほど。野村さんは?

 

野村 そうですね。とにかく、彼は思い切りの良さと、何といっても足ですよね。

 

アナ 本当に果敢な攻めのイメージがありますよね。

 

野村 だから、このスタイルを貫いてほしいし、ここを生かさない手はないと思うんでね。頑張ってほしいなと思いますね。

 

アナ 谷沢さん、インタビューしたら大活躍するんですもんね。

 

谷沢 本当にこの足は魅力ですよ。ラミレス監督も筒香だとか宮崎だとかの中心が脂が乗っているうちに足の速い1,2番を作りたいと。そうすると2017年よりもいい成績が望めるんじゃないかと話をしていましたけどね。

 

 

以上です。

神里はルーキーで出始めはかなり頑張っていましたけど少し失速していますね。だいたいの選手は絶好調の時期があるんですけど、そこから継続させるのが非常に大切なんですよね。

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