2018年5月6日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs楽天戦で5四死球で全打席出塁となった埼玉西武ライオンズの4番山川穂高について元横浜の平松政次、元ロッテの里崎智也、元日ハムの岩本勉がフジテレビアナウンサーの久代萌美と共に語っています。
【この日の山川の打撃内容】
1打席目 四球
2打席目 四球
3打席目 死球
4打席目 四球
5打席目 四球
アナ 西武が4連勝。これで貯金が16になりました。強いですよね。
岩本 そうですよね。そこで里崎さん。
里崎 はい。
岩本 バットマンとして、そしてキャッチャーとしての意見を伺いたいんですけど、山川の5四死球ですよ。この結果についてどのような感想を持っていますか?
里崎 結局、この5四死球をするから、その後の打線が繋がって大量失点するんですよね。
岩本 はい。
里崎 まあ、山川の後ろがあまりいいバッターじゃないんだったら、まだ話が分かるんですけど結局山川を歩かせて次の森友哉に打たれていますし。
岩本 はい。
里崎 まあ、この四死球が良い方に楽天は進んでいないですよね。僕はもっと勝負をしにいった方が良かったと思いますし、こういったところでもチーム戦略としても間違っているところは大きくありますね。
岩本 なるほど。4番も打ったことがある里崎さんはバッター目線ではどんな感想ですか?
里崎 もう笑うだけですよね。もう打たずして勝ったなと思いますよ。
岩本 なるほど。平松さん、ピッチャーからすれば山川の存在は相当脅威的なものを感じていますかね?
平松 でしょうね。今はこれだけの打点にホームランでトップでしょ。
岩本 はい。
【山川の5/6までの打撃成績】
打率.324 (5位)
本塁打12 (1位)
打点39 (1位)
四球29 (1位)
出塁率.485 (2位)
得点圏.500 (1位)
平松 甘いところにいったらやられるというところでコースを突かなければいけない。それでこれだけの四球が出たんですけど、よく選びましたよ。
岩本 なるほど。
平松 だいたい打ちたいタイプじゃないですか。ボール球に手を出したり。それを我慢するっていうのはチームの状態もいいんだろうね。
岩本 あと、デッドボールが当たった時も笑顔で「大丈夫」って感じで。
平松 そうそう。えらいね。
岩本 余裕もありますよね。
以上です。
山川は選球眼がいいのもあるんでしょうけど、甘い球を一発で仕留めるというのに優れているように思いますね。