2019429日にBS1で放送された『ワースポ×MLB』でこの日のvs.タンパベイレイズ戦で先発したもののまたも勝てず今季勝ちなしの5敗目となったボストンレッドソックスのクリス・セールのピッチングについて黒木知宏がフリーアナウンサーの山本萩子と共に解説しています。

 



この日のクリス・セールの投球内容

7111被安打4 奪三振8 与四死球3 失点4

今季05敗 防御率6.30(4/29の試合終了時点)

 

 

クリス・セールの試合後のコメント

セール リリーフ投手のためにも長いイニングを投げようと思ったが、勝たないと意味がない。

 

 

黒木の解説

アナ レッドソックスのクリス・セール投手、これで5連敗です。今季はまだ勝ち星がありません。

 

黒木 序盤、少し味方に足を引っ張られたり不運なところもありましたけどね。

 

アナ はい。

 

黒木 3回以降ぐらいからフォーシームに力が出てきました。特に5回に投げたフォーシームなんですけど、復調の兆しが見えるようなボールでした。

 

その場面を見ながら解説

 

黒木 5回表のアーノルドとの対決でのフォーシームなんですけど、ちょっと躍動感が出始めたんですよね。そしてセール自身がクロスステップで投げますんで、力一杯でボールを投げますと、投げた後に1塁側に体が流れるんですね。1回表の投球だと1塁側にあんまり体が流れてないんですね。(※比較映像が流れています)

 

アナ そうですねぇ。

 

黒木 それで5回表はしっかりと1塁側に体が流れるように躍動感が出ましたので、右肩が入って角度が出始めてきたという感じに見えました。

 

アナ なるほど。今、フォームの解説がありましたが、実はセール投手は試合後にこんなことを言っていたんです。

 

セール 試合中盤に投手コーチからフォームの助言を受けた。その後、球を長く持てるようになり伸びが出た。

 

アナ これは具体的にどういうことなんでしょうか?

 

黒木 エクステンションという指標の話をしてたんですよね。エクステンションというのはプレートからリリースする位置までの距離なんですよね。この距離が長いほどバッターまでの距離が短くて球持ちがいいということなんです。

 

フォーシムのエクステンション
1回176.7cm
5回以降182.8cm
2018年185.9cm

 

黒木 今日の1回表のピッチングのエクステンションが176.7cmなんですよね。それで5回以降は182.8cmということ6cm以上も伸びたわけです。コーチとしっかりと球持ちのことを考えて、フォーシームでのエクステンションを変えていったということを考えると、好調だった昨年のエクステンションと非常に近い数値になってきましたんで。

 

アナ はい。

 

黒木 もしかするとですけど感覚を掴めたのかなと。そしてもう1イニング志願してボールを投げに行ったのかなという感じがするんですよね。

 

アナ なるほど。これをキッカケに復調できそうですかね?

 

黒木 ボールの強さや躍動感が出始めたんで、あとは勝ち星がつくと流れに乗っていけるんじゃないかなと思いますね。

 

アナ 次回登板を楽しみにしましょう。

 

 

以上です。

復調が見えてきたかもしれません。
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