2019517日にBS1で放送された『ワースポ×MLB』でこの日のvs.フィラデルフィアフィリーズ戦で2本のホームランを打ち既に18号を記録しているミルウォーキーブルワーズのイェリッチの絶好調の打撃について黒木知宏がフリーアナウンサーの山本萩子と共に語っています。

 



この日のイェリッチの打撃内容

1打席目 センターホームラン

2打席目 三振

3打席目 三振

4打席目 デッドボール

5打席目 ライトホームラン

6打席目 センター2塁打

シーズン打率.342(5/17の試合終了時点)

 

 

黒木の解説

アナ イェリッチ選手が2本のホームランで勝利を手繰り寄せましたね。

 

黒木 イェリッチ凄いですね。

 

アナ はい。

 

黒木 投手目線で見ても、どうやって抑えるのかっていうイメージがちょっと湧きませんね。

 

アナ それぐらい調子がいいということで、ここまでの打撃成績を見ても軒並みメジャートップクラスなんですよね。

 

イェリッチ 打撃成績(5/17時点)
打率.342(3位)
本塁打18(1位)
打点40(2位タイ)

 

アナ 特にホームランが今日で18号ということで、既に去年打った36本のホームラ数の半分に到達しています。

 

黒木 このままのペースでいくと71本ペースなんですよね。

 

アナ はい。

 

黒木 今年のイェリッチの凄さというのはバッティングフォームに進化が見えるんですよね。

 

アナ どのような進化があったんでしょうか?

 

黒木 昨シーズンと今シーズンの打撃フォームの重心の深さを見てもらいたいんですよね。

 

左が2018年 右が2019年

 

 

アナ ちょっと頭の位置が下がっていますね。

 

黒木 低いですよね。

 

アナ はい。

 

黒木 それにプラスしてスタンスが今年はちょっと広いんですよね。しっかりとパワーを蓄えて、打とうという形が見てとれますよね。

 

アナ 違いがありますね。

 

黒木 ただ、大きな動きをして打とうとすると、当然ブレが生じるんですよね。

 

アナ なるほど。

 

黒木 それで今年凄いのは目線が動かないんですよ。

 

アナ それがこのホームラン量産に繋がっているということなんですね。

 

黒木 はい。それはどういうことかと言いますと、立った状態から大きな動きをして踏み込むと目線は普通動きますよね。

 

アナ はい。

 

黒木 イェリッチ選手は最初から力を蓄えて、低い状態から踏み込んでいきますから目線が変わらないですよね。

 

アナ 上下の動きがないと。

 

黒木 もともとが低い姿勢で目線が動かない。あとは彼はバットコントロールもいいですし、力を蓄えて目線を動かさずに打てば、それだけうまく打てるという状況になっていますのでホームランを量産できる形になっていますよね。

 

アナ この辺りが進化や工夫しているところということなんですね。

 

黒木 はい。

 

アナ この進化はデータにも出ていまして、長打になりやすいバレルゾーンの打球の割合が昨シーズンより6%上がっているんですよね。

 

イェリッチ バレルゾーン(5/17時点)
2018年12.9%
2019年18.9%

 

黒木 はい。ですから長打になりやすいバレルゾーンのパーセンテージが6%も上がっているわけですから、それがしっかりとした長打やホームランに繋がっているというところですよね。

 

アナ はい。

 

黒木 イェリッチ選手のバッティングの進化がこういうところでも分かりますよね。

 

アナ 今シーズンのどれくらい打つんでしょうか。

 

黒木 71本目指してほしいですよね。

 

 

以上です。

完璧なバッターです。
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