201974日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース』でこの日vs.東京ヤクルトスワローズ戦で敗戦し5連敗となった広島カープの低迷の原因について中日で監督をしていた谷繁元信がフリーアナウンサーの土屋和彦と共に語っています。

 

アナ 広島がヤクルトに敗れて5連敗です。今日も打順を変えてきた広島打線なんですがどうだったんでしょうね?

 

谷繁 機能しませんでしたね。

 

アナ そうなりましたよね。

 

谷繁 バティスタが落ちてメヒアが残ったんですけど、メヒアも何とかしなきゃという気持ちばかりで焦りの中で打てないんですよね。そして今日は田中ですよね。前のカードの横浜戦で調子を上げていたのでヤクルトとの1戦目は1番にしたんですけど、それが機能せずに2戦目からまた打順を変えられ、3戦目の今日も下位に置かれて。今までは1番田中、2番菊池、3番丸っていうタナキクマルっていう3人はほぼ不動で機能していたから広島打線はスゴく嫌だったんですよね。

 

アナ はい。

 

谷繁 やっぱり今年は丸が抜けて、タナキクっていう2人になっているんですけど、そこが全く機能していないんですよね。

 

アナ そうですよね。

 

谷繁 だから田中の復調が広島の打線がこれから上がっていくのには必要だなと思います。

 

アナ なるほど。

 

ここからデーブと広島打線の特徴も語り出します。

 

大久保 谷繁さん、改めてヤクルト先発の高橋が変化球攻めをしてきたじゃないですか。あそこを解説してもらっていいですか?

 

谷繁 僕の現役時代からなんですけど、広島打線はストレートにほとんど反応してくるんですよ。

 

大久保 うんうん。

 

谷繁 そして変化球に対してはある程度の数を投げていくと対応してくるんですけど、試合中にストレート中心から変化球中心に変えると、その変化によってピッチャーが通用する時があるんですよね。

 

大久保 なるほど。

 

谷繁 だからそこをヤクルトの高橋と中村のバッテリーが上手く使ったなと思います。

 

大久保 いつもいつも通用するもんじゃないですよね?

 

谷繁 さすがにバッティングの技術は広島打線にはありますから、ある程度変化球に的を絞るとやっぱり打ちます。

 

大久保 はい。

 

谷繁 でも、こうやって試合の途中で変えると抑えられるという時もあるんですよね。

 

 

以上です。

打線が低迷していますね。
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