2019年7月7日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』でこの日のvs.広島カープ戦で先発し8回無失点の好投で2勝目をあげた阪神タイガースの高橋遥人について元中日の谷沢健一がフジテレビアナウンサーの谷岡慎一と共に語っています。
高橋のヒーローインタビューの一部
―久々の勝利
高橋 チームの勝ちに貢献できてすごく嬉しいです。
―今日の投球の自己採点は?
高橋 あっ、100点です。
谷沢の解説
今季2勝2敗 防御率1.80(7/7の試合終了時点)
得点圏わずか1回の快投!
アナ 阪神が完封リレーで広島に勝利。自己採点でも100点のピッチングだったと語っていましたが、今日は高橋遥人投手のピッチングに尽きますかね。
谷沢 はい。まずはストレートですよね。このストレートが今日は走っていましたね。初回の鈴木誠也に対してちょっと外目に投げて見逃し三振。
アナ はい。
谷沢 そして4回には西川に対してインコースのストレート。左バッターはあそこに手を出したらダメなんですけどね。
アナ そうですか。
谷沢 うん。そして會澤に対するインサイドに食い込むようなストレート。私もこのストレートは100点だと思うよ。
アナ おっ、そうですか。谷沢さんの見立てでも100点満点。
谷沢 うん。このストレートがあるからこそ、次のツーシームなんですよ。ツーシームも、フォーシームと同様にメジャーでは同じ系統のファストボールに分類されるんですよね。
アナ はい。
谷沢 それでこの高橋のツーシームはスライダー気味に落ちていくんですよ。
アナ 軌道がそうですよね。
谷沢 135キロぐらいで、軌道がスライダー気味で落ちていくんですよね。だから、そのへんでバッターに合わないんですよね。だから、ピッチャーによってはツーシームというとシュートのイメージがあるんだけどね。
アナ そうですね。
谷沢 高橋はスライダー回転のツーシームを生かしていますよね。これも100点ですね。
アナ これも100点ですか。
谷沢 そうですね。
アナ さあ、これで阪神は3連勝。勢いに乗って甲子園で首位巨人を迎え撃ちます。
以上です。