2019年8月1日vs中日ドラゴンズ戦@甲子園の阪神・矢野監督の試合後のコメントです。
試合展開
阪神の先発は今季初登板の藤浪晋太郎、中日の先発はロメロ。藤浪は立ち上がりが大荒れで3つの四球で満塁にするが何とか抑える。2回表も死球があり大荒れながらも無失点。4回表にも2四死球の大荒れながらも無失点。5回表も先頭大島にいきなり四球、アルモンテにヒットで繋がれ1-3塁となりビシエドに犠牲フライを打たれて先制される。その次の阿部にも四球を出しここで交代し結局4回1/3、8四死球で降板する。阪神は直後の5回裏に北條がソロホームランを放ち同点とする。6回裏にはマルテがタイムリーを打ち1点勝ち越す。8回裏には梅野のタイムリーで1点追加し2点差とする。最後は藤川球児が1点取られるも、最終スコア3-2で阪神の勝利。スカイAとABCラジオとMBSラジオの野球中継のレポートを紹介します。-
矢野監督の勝利監督インタビュー
―ロード前のゲームで見事な勝利
矢野 苦しいゲームでしたけど、最後になんとか土俵際で粘ってくれました。8回裏の梅野のタイムリーは大きかったです。
―北條が同点ソロ
矢野 練習でもいい感じになってましたし、練習のようなバッティングをしてくれました。ホームランはビックリしましたけど、ナイスバッティングっでした。
―マルテが勝ち越しタイムリー
矢野 ああいうところでうちは得点していかないと上には行けないと思うんで、マルテも勝負強いバッティングをしてくれました。
―リリーフ陣が頑張った
矢野 点差がない中とか、同点とか、苦しい状況で自分らしいピッチングをしてくれているんでそれで勝ちに繋がっています。
―最後に甲子園で久々に藤川が抑えで登板
矢野 最後に球児が出て来るのがスゴくいいなと思いますし、2点差あれば2点差のピッチングを球児がしてくれるので、これからもあそこの場所で頑張ってくれたらなと思います。
―5回途中1失点の藤浪の評価
矢野 結果としては1点だけでしたしね。まあ悪い事を言い出したら色々あると思うんですけど、僕は降板した時のタイガースファンの皆さんの大きな拍手を送ってくれたのは晋太郎自身も感じた事があったと思いますし、やっぱりそれに応えるように今後ピッチングを見せていく拍手だったと思うんでね。それは僕はそういう風に感じ取っています。
―次回の藤浪の登板は
矢野 一旦抹消します。抹消するんですけど、次のチャンスも晋太郎自身が掴むものだと思いますし、僕らもまた投げる姿をもちろん見たいですし、それは晋太郎自身が投げる機会を作って戻って来ることだと思います。
勝利監督インタビューは以上
その後の矢野監督のコメント
―藤浪の抹消期限について
矢野 期限は決めない。先発ピッチャーのバランスとか、チーム状況の中での抹消なので決して後ろ向きじゃない。
―改めて藤浪の今日の投球について
矢野 本来やりたいピッチングじゃなかったけど、こういう内容のときに降板の時にああいう歓声を受けるというのは、誰しもあるわけじゃない。前進だと思うし、次のチャンスを自分で掴んでほしい。
―マルテのタイムリー
矢野 ソラーテの加入でマルテがのびのびして相乗効果が出ている。
福原投手コーチの試合後のコメント
福原 藤浪はなんとか粘ったかな。もともと球数は投げるピッチャーですから。
清水ヘッドコーチの試合後のコメント
清水 藤浪は結果1点で抑えたんだから、僕は抑えたらそれでいいと思うぐらいだった。これから段階を経てフォアボールが減っていってくれたらいいんじゃないか。
藤浪の試合後のコメント
藤浪 もうひと粘り、ふた粘りだったかな。もう少し長いイニングを投げないと話にならないと思う。今日は緊張とかなくて、どちらかと言えば抑えてやろうという高揚した気持ちだった。もう少し冷静に投げられたら良かったかな。
藤川の試合後のコメント
藤川 2点差だったのでピッチング内容も変わるしあんな感じかな。このあとロードに出ても変わらずやることですね。
以上です。