首位攻防戦で明暗 SB・有原VSオリ・山本を館山が解説

2023年6月23日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2023』でこの日の福岡ソフトバンクホークスvs.オリックスバファローズでの明暗が出た先発の有原航平と山本由伸の投げ合いについて元ヤクルトの館山昌平がフリーアナウンサーの向坂樹興と共に語っています。

アナ　首位攻防戦はソフトバンクが先勝です。館山さん、両先発ともにどう立ち直るかがポイントだったんですが、有原は立ち直りました。

館山　そうですね。本来のゴロを打たせるボール。特に右バッターへのシュートですよね。

アナ　はい。

館山　このボールを早い段階で意識させることが出来たのでスイスイと8回までいけたんじゃないかと思うんですよね。

アナ　なるほど。もちろんこの修正能力は山本にもあるわけなんですが、1回が35球で2回が23球とまさかの序盤2イニングだけで4失点でしたね。　

館山　ストレート以外のどのボールが軸になるのかというところに問題がありましたね。普段ならカットボールなんですけど、そのカットボールが高めに浮いていて逆球に近いボールが多かったですね。

アナ　下位打線の右バッターに打たれてましたね。

館山　そうですね。ソフトバンク打線は7人の左バッターを並べたんですよね。

アナ　今宮と甲斐が右バッター。

館山　その右バッター2人に繋がれてしまったことによって仕事をする左バッターがキッチリ打点を稼ぐという形になりましたよね。

アナ　首位攻防 第1ラウンドで1位ソフトバンク、2位オリックスと順位が入れ替わりました。ホークスは4月21日以来の首位浮上です。

以上です。