2019年8月24日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』でこの日のvs横浜DeNAベイスターズ戦で延長11回で劇的なサヨナラ勝ちをしマジック点灯した読売ジャイアンツ。サヨナラ打の石川慎吾について、そして原采配について元中日の谷沢健一と元ヤクルト広島の笘篠賢治がフジテレビアナウンサーの大村晟と共に語っています。
石川のヒーローインタビューの一部
石川 もう奇跡だと思います。本当に奇跡です。奇跡を起こしてくれたのはファンの皆さんで。ありがとうございます。
谷沢と笘篠が語る
アナ サヨナラ勝ちの前に重信選手の盗塁がありました。笘篠さんはこの盗塁についてどう思われましたか?
笘篠 やっぱり重信の足を使うか使わないかというのは、走力があっても監督に決断力ないと盗塁にいけないんですよね。
アナ はい。
笘篠 その中でスゴいと思ったのが、サヨナラの回のノーアウトでランナー重信の場面でバッターがピッチャーの田口という場面で、ランナーよりもバントだろうなと相手に決め付けさせる、相手にそういう心理を決め付けさせておいて走らせるというところ。
アナ うーん。
笘篠 走らせておいて、その後に2人じゃなくて3人で1点取ってくれと。確率が上がってくるんですよね。
アナ はい。
笘篠 そのあたりの原監督の采配というのが光っていたと思います。まあ重信もよく思い切って走りましたよね。
アナ あの神走塁があったからこそサヨナラホームランが生まれたわけですが、谷沢さん、やっぱり石川選手の勝負強さというのもありますよね。
谷沢 はい。そうだねぇ。やっぱり石川はベンチで待っててね、どんな思いで狙いを付けていたのかは分からないけど、もう3つ振ってダメだったら戻るしかないという、それぐらいの思い切りの良さというのが表情に出てますよね。ホームインの時の興奮度を見るとね。
アナ そうですよね。
笘篠 谷沢さんは石川の打席で「バントじゃないのか?」ってね(笑)
谷沢 バントだったら3塁に送った時に坂本と丸を歩かせて満塁策を取ったかもしれない。そして岡本勝負というね。
笘篠 あぁ。
谷沢 だからそういうことで原監督が「思い切って振ってこい!」と強く送り出したんだと思いますよ。
以上です。