2019年9月22日にTBSで放送された『S☆1』でこの日の東北楽天ゴールデンイーグルスvs.埼玉西武ライオンズの試合を野村克也がぼやき解説しています。西武はマジック3の状態です。
試合前
1位・西武はマジック3で残り4試合、2位・ソフトバンクは残り5試合で2ゲーム差です。
―浅村と菊池が抜けて戦力ダウンしても西武が首位
野村 うん。辻監督の力が大きいよ。選手の目の付け所が名監督は共通して持ってるよ。
試合開始
―1回表に森友哉が先制ソロホームラン
野村 まず森の(打席での)構えに隙がないからな。自信満々の構えをしてる。どこからでもかかって来いという感じ。
―しかし気になる部分がある
野村 髪型を何とかしてくれよ。
―金髪はダメか?
野村 ダメよ。いかにもパァって感じ。どこか抜けてる感じ。
―試合中盤まで2失点で好投の楽天先発の石橋
野村 まあ石橋叩いて渡ってる最中だね・・・。グフフ(笑)
―5回裏、浅村が2ランで3点差に
野村 昨日の友は今日の敵だよ。俺もそういう経験があるけど、ダイヤモンドを回るとき「ごめんよ」と言っていた。
―6回表に森がセーフティバントを試みるもアウト
野村 (森がそういうことをやると)チームの士気は盛り上がるよ。やっぱり勝ちたい一心で自然に出る場合があるからね。勝利意識が出てるんじゃないの。
その後、8回表に中村2ラン、外崎ソロホームランで2点差までいくものの西武は敗戦で足踏み。一方の2位ソフトバンクは勝利し1.0ゲーム差でマジック3のまま。
試合後
―パ・リーグ優勝争いの行方は
野村 最後の最後まで分からんよ、これね。今日の西武の負けは痛いわ。
―今後はどういう戦いをすればいいのか
野村 トーナメントと同じ戦い方と同じ気持ち。こういう経験を俺らは何回もしてきたけど、それが1年あってもこういう展開になるとトーナメントと同じで負けられない。大変ですよ、これから。まあ最後は西武だと思うけどね。
以上です。
パ・リーグの優勝争いが混沌としてきました。