2019年9月29日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』でこの日のvs.中日ドラゴンズ戦で引退となった阪神タイガースのメッセンジャーについて元巨人の松本匡司、元日ハムの岩本勉、横浜で監督をしていた大矢明彦がフジテレビアナウンサーの杉原千尋と共に語っています。
メッセンジャーの引退スピーチの一部
大矢、松本、岩本が語る
アナ メッセンジャー投手は阪神での10年間を感謝の言葉で締めくくりました。
岩本 メッセンジャーは日本のプロ野球で成長して、阪神において欠けてはいけない存在にまでなっていました。(奥さんとの)キスも様になってしょうがないですよ。
アナ 家族の支えがあっての、という言葉もありましたね。
岩本 そうですね。メッセンジャーにグッジョブ、そして奥さんのベネッサにグッジョブ!
アナ はい。
岩本 大矢さん、本当に日本のプロ野球に貢献してくれたピッチャーですよね。
大矢 そうですね。タイガースに馴染んで、本当にタイガースの一員でした。外国人投手というよりもタイガースのメッセンジャーという一人のピッチャーとして育っていきましたよね。
岩本 はい。本当に日本をそして関西エリアにも馴染んでいて冗談までも覚えていましたね。松本さんはどんな印象をお持ちですか?
松本 たまに出る関西弁とかでも本当にタイガースに馴染んでるのがよく分かりますよね。
岩本 素晴らしい助っ人外国人ですよね。どの球団も真面目な助っ人外国人選手を獲得しようと思うんですけど、ただ勤勉だけじゃなくて、チームに溶け込んで存在自体もどういう立ち位置になるかというのも重要視されるんですよね。
大矢 岩本さんね、正直な話をすると真面目でも働いてくれないと何の戦力にもならないのよ。
岩本 はい。
大矢 だけど、メッセンジャーは球数もスゴく必要とするピッチャーだったんけど、いってくれと頼んだら中4日でも投げてくれたりね、本当に大きな柱だったんですよね。そこが凄いと思うよね。
岩本 スゴくマウンドに立ちたいピッチャーでしたよね。
大矢 そうですね。熱くなってカーっとするところもあったけど、それだけ闘志もあるピッチャーだったので相手にも怖がられましたよね。
岩本 タイトルもそうですけど、タイガースの開幕投手を6度もしているというね。
大矢 そうなんですよね。なかなか外国人投手だと開幕投手というのはちょっとというのがあるんだけど、もうタイガースのピッチャーだからね。本当に力を認められていましたよね。
岩本 そうですね。
2014年最多勝 2013、2014年最多奪三振 6度の開幕投手
以上です。
チームの大黒柱でした。