2019106日にNHK総合で放送された『サンデースポーツ2020』でこの日のクライマックスシリーズ1stステージの福岡ソフトバンクホークスvs.東北楽天ゴールデンイーグルスの第2戦の激闘について楽天で監督をしていた梨田昌孝がNHKアナウンサーの大越健介と共に語っています。

 

大越 梨田さん、今日のソフトバンクの工藤監督は負けられない試合でムードメーカーの松田選手をベンチスタートにして起用もしませんでした。

 

梨田 これはちょっとビックリしましたね。工藤監督はいつも「ここまで来たのは内川と松田のおかげ」と語っていましたからね。それがスタメンにも出てない。ただ、こうやって勝った時に松田は嬉しそうな顔で出てる選手を迎えるし、多分ベンチでも盛り上げながら相当声を出してたと思うんですよね。

 

大越 はい。そういったところで松田選手に替わって福田選手を外野で起用しています。

 

梨田 そうですね。また松田に替わって出るというのはプレッシャーがあると思うんですけど、そこでホームランを打つ福田というのはさすがですね。起用にしっかりと応えました。

 

大越 松田選手もこれで救われますよね。

 

梨田 そうですね。打てない自分も応援できますからね。ただ、本人そしては第3戦は出たいでしょうね。

 

大越 本当に思い切った試合が見せ場となった試合でしたが、このクライマックスシリーズがファーストステージからまれに見る接戦になっています。この理由は何でしょうか?

 

梨田 2戦先勝ということで定着していますので、もう慣れもありますし、起用する方も思い切った起用ができるというね。日本シリーズだとそうはいかないんですけど、3試合ですから今永をリリーフにしたり、松田をスタメンから外したり、考えられないことをやる。監督生命を賭けながらやってると言ってもいいかもしれませんね。

 

大越 これでセ・リーグ、パ・リーグ共に11敗で2勝した方が勝ち抜けということで、第3戦のポイントは何でしょうか?

 

梨田 まずは先取点と投手交代を早めにということじゃないでしょうかね。

 

大越 なるほど。監督采配というところで明日もポイントになりますかね?

 

梨田 そうですね。まあ執念ですよね。

 

大越 その監督の意思を選手も理解するかどうかも大切ですよね。

 

梨田 そうですね。

 

 

以上です。

監督の采配がポイント。
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